こんにちは、Ryokoです。
今回の記事は「メイン州ブルワリー紀行 Allagash Brewing編 」に続き、メイン州ポートランドのブルワリー紀行第2弾です。
ポートランドの中心地にも、いくつもマイクロブルワリーがありました。
ポートランドの中心エリアでブルワリー巡り
前回の記事では、アラガッシュ・ブルーイングをはじめ、ダウンタウンから車で20分ほどの距離にあるブルワリーをご紹介しました。
今回は、ダウンタウンから歩いて行ける、Munjoy Hillという地区で飲み歩きます。
訪れた日は、とてつもない暑さだったので、ひとつひとつが遠く感じましたが、気候のいい日なら、ちょうどいい距離のコース (のはず)です。
ダウンタウンから近い順に、いくつかご紹介していきます。
1.Oxbow Blending & Bottling
ポートランドで訪れたブルワリーの中で、いちばん渋い雰囲気だったのが、Oxbow Blending & Bottlingです。
照明が暗く、洞窟の中に作られた秘密のバーのような、いい感じ。
その雰囲気の通り、ビールも個性的なものが多いです。
ワインのように樽熟成されたビールが多いのが印象的でした。
普通のビールに飽きて、なにかおもしろいビール求む!という人にはうってつけのブルワリー。
いっぽうコンサバ派には、ややハードルが高い感ありです。
Oxbow Blending & Bottling
49 Washington Ave, Portland, ME 04101 (地図)
(207) 350-0025
Oxbow Blending & Bottlingのウェブサイト
2.Rising Tide Brewing
続いては、Rising Tide Brewing。
Oxbow Blending & Bottlingから10分ほど歩くとあります。
敷地はかなり広く、Tasting Roomも開放的です。
外にもベンチが設置されていて、天気のいい日なら外で生ビールを飲むこともできます。
生ビールで飲める種類は常時10種類前後。
IPAやピルスナーなど、コンサバ派にも嬉しいメニュー構成です。
ビールは、すごく記憶に残る美味しさ、とは言えないまでも、間違いないクオリティ。
サイズは3種類から選べて、気になるビールをいろいろと試しやすいのも、いいです。
Rising Tide Brewing
103 Fox St, Portland, ME 04101 (地図)
(207) 370-2337
Rising Tide Brewingのウェブサイト
3.Urban Farm Fermentory & Gruit Brewing
Rising Tide Brewingを出て、さらに5分ほど歩くと見えてくるのが、Urban Farm Fermentory & Gruit Brewingです。
工場然とした、クラフトブルワリーらしい建物。
このブルワリーの特徴は、なんと言っても、Kombucha (コンブチャ)を作っているところ。
実はここでは、ビールよりも、コンブチャをおすすめしたいぐらいです。
フレッシュなKombuchaは、気のせいか、飲んだ瞬間から元気になってきます。
歩き疲れ、飲み疲れ始めた身体を、コンブチャでいったん回復させる、というのが何気に効果あり。
サイズの選択肢が、2ozと12ozで、その間が無いのが、やや不便ではあります。
コンブチャやビールのほかにも、Fermentory (=発酵)という名前の通り、発酵タイプの飲み物がいろいろあります。
実験室的な雰囲気もある、おもしろいブルワリーです。
Urban Farm Fermentory & Gruit Brewing
200 Anderson St, Portland, ME 04101 (地図)
(207) 773-8331
Urban Farm Fermentory & Gruit Brewingのウェブサイト
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さて、歩き始めてから気が付いたこと。
それは、徒歩圏内とは言え、地図から想像するよりも、意外にひとつひとつが離れているということ。
コンブチャでリフレッシュしたら、一瞬もうここで終わっておこうか、と弱気になるやもしれません。
でも、ゴール?はもう、すぐそこ。
途中で止めなくてよかったと思える、美味しいブルワリーがあと2つ、あるんです。
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4.Lone Pine Brewing
Urban Farm Fermentory から目と鼻の先にあるのが、Lone Pine Brewing。
安心感のある、正統派クラフトビールのメニューが並んでいます。
Portland Pale Aleなるビールが気になりながら、暑さゆえに、より柑橘系の味を欲し、選んだのはBrightside IPA。
その爽やかさとキレのよさが、最高。歩き疲れてへとへとの身体にぐんぐんと浸みていきます。
素朴ながら、どこかかわいらしいテイスティングルームもいい感じです。
ここはぜひ、次回も訪れたいブルワリーです。
Lone Pine Brewing
219 Anderson St, Portland, ME 04101 (地図)
(207) 536-4952
Lone Pine Brewingのウェブサイト
5.Goodfire Brewing
Lone pine Brewingの裏に、もうひとつ。Goodfire Brewingがあります。
こちらは冷暖房完備の、快適なテイスティングルーム。
れんがの壁や、ロゴが、ニューヨーク をほうふつとさせる、おしゃれな感じです。
ここでは、まず、Portland IPA (CMYK)を。
ふんだんにホップを使ったビール。でも苦くはなく、フルーティで、軽やかでした。
なぜPortlandと命名されているかはさておき、とっても美味しいビールです。
ピルスナー (Can’t Stay Long)は、モルトがよくきいた正統派のピルスナーでした。
こちらも、再訪したい、おすすめしたいブリュワリーです。
Goodfire Brewing
219 Anderson St Suite 6, Portland, ME 04101 (地図)
(207) 808-8910
Goodfire Brewingのウェブサイト
ブルワリーツアーバス The Maine Brew Bus
さすがに、歩き回るのはちょっと無理、という場合には、ブルワリーツアーThe Maine Brew Busのバスを利用する、という手もあります。
今回、行きたいブルワリーをすべて回るコースがなかったので、自力で歩くことを選択しましたが、参加している人たちによると、まさに、楽でいいとのこと。
たくさんの種類のコースがあるので、好みに合うツアーがあれば、参加してみるのも楽しいかもしれません。
おまけ:Shipyard Brewing
州外のリカーストアでもよく目にする、Shipyard Brewing (シップヤード・ブルーイング)。
アラガッシュ・ブルーイングの人気に押されていますが、実は、メイン州ポートランドで、最初にできたブルワリーなんです。
ブルワリーには立ち寄りませんでしたが、シップヤードのビールなら、空港で飲むことができます。
旅の締めくくりは、空港にあるShipyard Brew Pubで一杯。
町の歴史をつくったブルワリーへの敬意を込めて。
こちらもぜひ
メイン州ブルワリー紀行 Allagash Brewing編
まとめ:ローカルなクラフトビールを満喫
今回は、メイン州ポートランドのダウンタウンから、歩いて行けるクラフトブルワリーをご紹介しました。
王道系から個性派まで、いろいろなビールあり。
期待以上に、クラフトビール好きにぴったりの町でした。
今回も、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
それでは、また次回。
Ryoko
*この記事内の情報は2018年訪問時のものです。