こんにちは、Ryokoです。
今日は、オーストリアの白ワイン、グリューナー・ヴェルトリーナー (Gruner Veltliner)をご紹介します。
ドライ&フルーティで、いろいろな料理に合う、美味しいワインです。
オーストリアのワインについて
オーストリアのワインというと、てっきり、ドイツと同じ、白ならリースリング、赤ならピノ・ノワールかと、思っていました。
これが、完全なる勘違い。
実は、オーストリアで造られるワインの多くが、辛口の白ワイン。
中でも、最も多く生産されているのが、グリューナー・ヴェルトリーナー(Gruner Veltliner)です。
オーストリアのワインは、その約8割が、国内消費用。
国外へ出るものが少ないために、世界的な知名度は、高くありませんが、高品質なワインを作る国として、評価されています。
オーストリアの主なワイン産地
オーストリアのワイン産地は、主にふたつ。
ニーダーエスタライヒ (Niederösterreich)州と、ブルゲンラント (Burgenland)州。
覚えても、覚えても、すぐ忘れてしまいそうな、名前ですね。
ニーダーエスタライヒ州は、オーストリアの北東部に位置する州。
チェコとスロバキアの国境沿いにあります。
低地オーストリアという意味を持ち、なんと、英語では、そのままLower Austriaと表記されるようです。ずいぶん簡単になりますね。
ブルゲンラント州は、ニーダーエスタライヒ州のお隣、南東に位置する州です。
このふたつの産地で、全体の約9割のワインが造られています。
グリューナー・ヴェルトリーナーの特徴
色は、少し緑がかった黄金色をしています。
青りんごのような、シャープな果実の香りと、たっぷりのミネラル感が、感じられます。
飲んでみると、香りから感じる、フルーティさや、ミネラル感に加えて、こしょうのようなスパイスの風味も、ほのかに味わえます。
かなりドライな飲み心地で、辛口白ワイン好きならば、きっと気に入る味わいです。
グリューナー・ヴェルトリーナーに合う料理
グリューナー・ヴェルトリーナーは、フードフレンドリーなワインと言われています。
特に相性がいいと言われているのが、和食や、アジア料理。
お寿司にも、よく合います。
白身魚のお寿司と合わせると、日本酒との相性に匹敵するぐらいに、ぴったり。
ほかには、ぐっと庶民的に、たこ焼きも。
明石焼き風に、お出汁で食べるたこ焼きに合わせると、まるで、たこ焼きカフェで食べているかのよう。
ちょっと、おしゃれな味わいになります。
おすすめのグリューナー・ヴェルトリーナー
Stadt Krems Gruner Veltliner
まずおすすめは、Stadt Krems (シュタッド・クレムス)というワイナリーの、グリューナー・ヴェルトリーナーです。
青りんごの風味、白こしょうのスパイス感、そして、たっぷりのミネラル感。
当たり前と言えば当たり前ですが、ぶどうの味も感じます。
ドライ&フルーティで、文句なしに、美味しいです。
購入場所:Bottle King (Morris Plains, NJ) 約13ドル (2023年6月現在)
Brundlmayer Gruner Veltliner
続いては、Brundlmayer (ブリュンデルマイヤー)というワイナリーの、グリューナー・ヴェルトリーナー。
こちらも、特徴とされる、青りんご風味や味わい、ミネラル感が、しっかりと表現されていて、美味しいです。
比べるならば、Stads Kremsよりも、少しコクがあります。
洋ナシのような、少しとろみのあるフルーツの雰囲気や、ハチミツのような風味がわずかに感じられます。
購入場所:Bottle King (Morris Plains, NJ) 約16ドル (2021年7月現在)
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和食に合わせるならこちらも
ピノブラン 和食にも合うフランス アルザスの白ワイン
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まとめ:和食にぴったりのグリューナー・ヴェルトリーナー
今回は、オーストリアの辛口白ワイン、グリューナー・ヴェルトリーナーをご紹介しました。
辛口で、かつフルーティ。
さらに、フードフレンドリーで和食にも合うとなれば、常備必須ですね。
メジャーなワインではないですが、飲めばその質の良さがわかります。
今回も、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
それでは、また次回。
Ryoko