こんにちは、Ryokoです。
今日は、コロラド州のブルワリー、Oskar Blues Brewery (オスカー・ブルース・ブルワリー)のペールエール、Dale’s Pale Aleを、ご紹介します。
モルトとホップのバランスがいい、正統派のアメリカンペールエールで、何度飲んでも美味しい、ロングセラーのビールです。
Dale’s Pale Aleの基本情報
2002年、オスカー・ブルース・ブルワリーが誕生した同じ年に発売されたのが、Dale’s Pale Ale。
ほかのビールが、次々に終売になり、入れ替わっていく中で、唯一、長い間生き残っている、シグニチャービールです。
ブルワリー:Oskar Blues Brewery (オスカー・ブルース・ブルワリー)
ブルワリー所在地:コロラド(CO)州
ビールの種類:アメリカン・ペール・エール(Amaerican Pale Ale)
アルコール度数(ABV):6.5%
苦み度数(IBU):65
正統派アメリカンペールエール
ペール・エールは、イギリス発祥の、ビールの種類。
モルト (麦芽)と、ホップの風味を、バランスよく感じられるのが、その最大の特徴です。
アメリカン・ペールエールは、その名の通り、アメリカ生まれの、ペールエール。
イギリスのペールエールとは異なるホップが使われ、柑橘の香りがする、フルーティな味わいに、仕上げられています。
多くのブルワリーが、それぞれの個性を打ち出して、アメリカン・ペールエールを作っていますが、飲み飽きしない正統派の味わいとなると、選択肢は絞られます。
Dale’s Pale Aleが、その正統派アメリカン・ペールエールのひとつ。
なにを持ってして、正統派というかですが、注目したいのは、モルトとホップのバランスです。
エール系のビールで、香ばしいモルトの風味が、最も感じられるビールが、ペールエール。
それに加えて、ある程度、柑橘系のホップの風味が欲しいところですが、強すぎるとIPA (インディア・ペール・エール)と変わらない味になってしまうので、そのバランスが、重要。
Dale’s Pale Aleは、麦芽の香ばしさと、ホップのフルーティさのバランスが、抜群です。
飲み応えは、しっかりしていて、ビールらしいビールという感じ。
何度飲んでも、最初から最後まで、美味しいです。
毎日飲むのにちょうどいい、アルコール度数6.5%
ちなみに、ビールを選ぶ時、何に注目して選びますか?
ひとつの基準になるのが、アルコール度数です。
クラフトビールは、ノンアルコールに近いものから、アルコール度数15%近く、もしくはそれ以上あるものまで、様々。
アルコール耐性や、好みにもよりますが、晩酌用のビールならば、5~7%という度数は、弱すぎず、強すぎず、毎日美味しく飲むのに、ちょうどいいラインです。
Dale’s Pale Aleのアルコール度数は、6.5%。
飲みごたえがあり、でも、ゴクゴクと飲める爽快さも同時に求めるなら、6.5%はおすすめの数字です。
*体質や、健康状態に応じて、適切な判断をお願いします。
アメリカで最初の缶クラフトビール
Dale’s Pale Aleに注目したい理由は、美味しい、というだけではないんです。
このビールは、アメリカで初めて、瓶ではなく、缶で発売されたクラフトビール。
今や、ほとんどのクラフトビールが、缶入りですが、その歴史を作ったのが、オスカー・ブルース・ブルワリーであり、Dale’s Pale Aleなのです。
時とともに、デザインは変化していますが、美味しさは、変わらず。
ひとつの歴史を作ったこのビールが、なくなってしまわないことを願い、飲み続けるばかりです。
まとめ:定番の1本にしたいDale’s Pale Ale
今日は、コロラド州のクラフトビール、Dale’s Pale Aleをご紹介しました。
美味しいクラフトビールはたくさんありますが、何度飲んでも飽きないビールというのは、案外、簡単には見つからないもの。
Dale’s Pale Aleは、アメリカン・ペールエールといえばこれ、という、指名買いの1本です。
もし、まだ飲んだことがなければ、ぜひ、お試しください。
Dale’s Pale Aleが買える/飲める場所を見てみる
(Oskar Blues Breweryのウェブサイトより)
Dale’s Pale Ale以外なら、Sierra Nevada Brewingのペールエールも、王道の味わいで、おすすめです。
今回も、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
それでは、また次回。
Ryoko