こんにちは、Ryokoです。
「メイン州ポートランド Scalesの絶品ロブスター」の記事に引き続き、メイン州ポートランドのグルメをご紹介します。
びっくりするほど美味しいロブスターロール、そして、シーフードの町へ来たなら必ず食べたい、牡蠣。
その両方が叶う、おしゃれで美味しいオイスターバーEventide Oyster Co.へ行ってきました。
唯一無二のロブスターロール
まずは、ロブスターロール。
このお店オリジナルのロブスターロール、Eventide Brown Butter Lobster Rollです。
一般的に、ロブスターロールと言えば、ホットドッグのパンに、マヨネーズなどで和えたゆでたロブスターの身が挟んであるサンドイッチ的な食べ物。
ニューイングランド地方 (メイン州、ニューハンプシャー州、バーモント州、マサチューセッツ州、ロードアイランド州、コネチカット州の総称)の名物のひとつです。
それはそれで美味しいのですが、こちらのお店では、ロブスターの調理方法も、パンの種類も、違います。
パンは、ふわふわの白パン。
そこに、マヨネーズではなく、バターでソテーされた、ロブスターの身が乗っています。
バターソテーしたタイプのロブスターロールは、ほかでもあるようですが、白パンとのコンビネーションは、このお店のオリジナル。
これが、びっくりするほどに美味しいのです。
もう普通のロブスターロールには戻れなくなりそうなほど。
Must-Haveです。
メイン州と近郊でとれた新鮮な牡蠣
こちらのお店は、ロブスターロールが絶品ながら、その名の通り、牡蠣のお店。
お店の真ん中に、氷の上に、牡蠣がずらりと、種類別に並べられています。
メイン州と、その近郊でとれた新鮮な牡蠣。
生牡蠣は、One Dozen (12個)、Half Dozen (6個)から選べます。
メニューに載っている産地と名前から、自分で選ぶか、もしくは、店員さんのおすすめを、盛り合わせてもらうこともできます。
Casco Bayの牡蠣が美味しいと聞いたことがあったので、この日は、Casco Bay産を中心に、あとは店員さんのおまかせで、Half Dozenをオーダーしました。
運ばれてきた生牡蠣は、つやつや、きらきらで、ほどよい磯の香りがしました。
金沢の近江町市場で食べた巨大で肉厚な牡蠣とは違い、全体的に小ぶりなので、牡蠣好きなら、6個ぐらい、一瞬にして、ぺろりと食べきれてしまいます。
とにかく新鮮な味で、これまでにニューヨークやニュージャージーで食べた牡蠣とは、比較にならない美味しさ。
産地別に語れるほど詳しくありませんが、Casco BayのBasket Islandという種類がいちばん美味でした。
小ぶりながら、ほかに比べるとやや肉厚で、食感も楽しめるタイプ。
シルキーで、ミルキーな、なめらかな味がしました。
クラムチャウダーも美味
ロブスターと並んで、ニューイングランド地方の名物料理のひとつである、クラムチャウダー。
トマトスープ系のマンハッタンクラムチャウダーと区別して、ニューイングランドクラムチャウダーと呼ばれます。
Eventide Oysterでは、このクラムチャウダーも、一般的なものとは少し違います。
まず、スープがさらっとしていて、軽め。
もちろん、魚介の風味はたっぷりです。
よくある、細かい貝の身ではなく、ごろっと大きな貝が、いくつも入っているのも、特徴的です。
さらに珍しいのは、海苔が添えられていること。
これが、スープにとてもよく合いました。
こちらもぜひ、食べておきたい、美味しい一品です。
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メニュー数はそれほど多くないにもかかわらず、ほかにも気になるメニューがたくさんありました。
何度行ってもきっと、ユニークで、おしゃれで、美味しい料理に出会えるはずです。
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メイン州の生ビールとともに
こちらのお店でも、メイン州の生ビールを飲むことができます。
全部で6種類ほど。
シーフードに合いそうなワインや、オリジナルカクテルの種類も豊富です。
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お店の雰囲気や、料理の内容から、どちらかというと、ランチ利用したいお店です。
そうは言っても、夜、美味しいシーフードをおつまみにしながら、いろいろなお酒を楽しむというのもありかなと、想像が膨らみます。
人気店で、かつ予約を取らない、小さなお店なので、ランチタイム、ディナータイムど真ん中を外していくのが良さそうです。
メイン州グルメならこちらも
メイン州ポートランド Scalesの絶品ロブスター
メイン州ポートランドで行きたいバー Little Tap House
レストラン情報: オイスターバーEventide Oyster Co.
86 Middle St, Portland, ME 04101 (地図)
Eventide Oyster Co.のウェブサイト
ボストンにも店舗あり
今回も、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
それでは、また次回。
Ryoko
*記事の内容は2018年訪問時のものです。