こんにちは、Ryokoです。
今日は、白ワイン、ピノ・ブラン (Pinot Blanc)をご紹介します。
メジャーな品種に比べると、かなり控えめな印象ですが、やさしい味わいがおいしい白ワインです。
今回の記事では、ピノ・ブランの代表的な産地、フランス、アルザス地方のピノ・ブランに焦点をあてて、その特徴、おすすめのワイン、合わせたい料理のアイディアなどをご紹介していきます。
フランス、アルザス地方のピノブラン の特徴
ピノ・ブランは、フランスやイタリア、東ヨーロッパなどで、主に生産されている白ワイン。
中でも、ピノ・ブランの発祥の地でもあるフランスのアルザス地方は、特に有名な産地です。
色は、緑かかった、濃いめの黄色。
花のブーケのような、フローラルな香りが印象的。
ももや洋梨、アプリコット、ハチミツなどの、やさしい甘みを感じるものもあります。
酸はかなり高く、ドライなワイン。
ミディアムボディで、余韻は比較的長めです。
同じくフランス、アルザス地方で造られるリースリングにも似た味わいですが、リースリングよりも控えめな、やさしい味わいです。
ちなみに、イタリアでは、ピノ・ビアンコ (Pinot Bianco) と呼ばれ、スパークリングワインが多く造られています。
ピノブランに合う料理
ワイン単体で飲むもよし、オードブルや、軽めの食事と合わせても美味しい、ピノ・ブラン。
ことフランス・アルザス地方のピノ・ブランは、野菜や卵料理、あっさりとしたお肉料理に合うと言われています。
おすすめしたいのは、和食。
お鍋や、焼き魚、お出汁しみ込む煮物など、あっさりした味付けの和食から、少しこってりと天ぷらまで、なんとも、幸せな組み合わせになります。
ニュージャージーの片田舎では、美味しい日本酒が手に入らないことも多いので、そんな時に重宝する、アルザスのピノ・ブランです。
おすすめのフランス・アルザス地方のピノブラン
Trimbach Pinot Blanc
ニュージャージーでは、あまり選択肢が多くない、ピノ・ブラン。
ほぼ、ワンアンドオンリーなのが、超メジャーブランドTrimbach (トリンバック)のピノ・ブランです。
控えめながら、心地いい花の香りと、フルーティな風味が印象的。
とってもやさしく、かつ、しっかりと印象に残る味わいです。
このワイン、ピノ・ブラン (Pinot Blanc)と表記されていますが、実はブレンドされています。
Auxerrois (オーセロワ)種という、ピノ・ブランとのブレンドによく使われる品種が使われています。
購入場所
Liquor Outlet Wine Cellars (Boonton, NJ) 約19ドル
Gary’s Wine & Marketplace (Wayne, NJ) 約17ドル 約18ドル (2023年5月現在)
日本でも購入できます
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まとめ:和食によく合うアルザスのピノブラン
今回は、フランス、アルザス地方のピノ・ブランをご紹介しました。
ともすれば、物足りない印象にもなり得そうな、控えめな味わいのワインですが、和食との相性には、感激すら覚えました。
独特の味わいを持つピノ・ブラン、ぜひ和食とともに、飲んでみてください。
気軽に楽しめるフランスの白ワインについては「低価格でも美味しいフランスのカジュアル白ワイン」の記事にもまとめていますので、ぜひ併せてご覧ください。
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今回も、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
それでは、また次回。
Ryoko