こんにちは、Ryokoです。
今回注目するのは、ミシガン州のブルワリーFounders Brewing (ファウンダーズ・ブリューイング)。
ミシガン州 で、おそらく最も知名度が高いクラフトブルワリーです。
全体的に、クオリティの高いビールばかりで、日ごろは飲まないような種類のビールまでも、ファウンダーズならと、つい試してみたくなります。
この記事では、そのファウンダーズ・ブリューイングから、特におすすめしたいビールをご紹介します。
ファウンダーズのおすすめビール
1.All Day IPA (セッションIPA)
まずは、その名のとおり、一日中飲み続けられるような、飲みやすくて美味しいAll Day IPA。
カテゴリーは、セッションIPA。IPA (インディア・ペール・エール)の、アルコール度数と苦味を抑えて、飲みやすくしたタイプのビールです。
ホップの特徴を感じつつも、強すぎず、キレがよく、ビールらしいコクもあります。
ラガーでは少し物足りず、かといって苦くて強いIPAという気分でもないというときに、ぴったりのビール。
IPAは苦手、という方や、クラフトビール初心者の方にもおすすめです。
どんな料理の味も邪魔しないので、食事と合わせるにもぴったりのビールです。もちろん、おつまみ無しで、グビッと飲むもよしです。
種類:セッションIPA
アルコール度数(ABV):4.7%
苦み度数(IBU):42
2.Solid Gold (ラガー)
ふたつめも、オーソドックスで、かつ、美味しいビールを。
デザインといい、味わいといい、さては日本のビールをベンチマークしましたねと言いたくなってしまう、Solid Goldです。
(してなかったらごめんなさい)。
色も、香りも、味も、まさに、ビール。クラフトビールが流行るずっと前から日本人が飲んでいた、あのビールです。
黄金色で泡は白く滑らか。苦味はほとんどなく、程よいモルトの香りと味わいで、ただひたすらゴクゴクと飲めるラガーです。
麦芽、ホップ、コーンを主原料とするこのビール。最高品質の素材を厳選して使っているとのこと。
日本のキリンラガーや、サッポロ黒ラベルを思わせる、味わいです。
アメリカで飲んだどのラガーよりも、日本のビールの味に似ています。
種類:ラガー(Lager)
アルコール度数(ABV):4.4%
苦み度数(IBU):20
3.Dirty Bastard (スコッチ・エール)
日ごろは、あまり食指が動かないスコッチ・エールですが、唯一、時々飲みたくなるのが、ファウンダーズのDirty Bastardです。
濃く深い茶色(マホガニー色)をしたこのビール。
キャラメルのようなほろ苦くまろやかな甘みと、香ばしいモルトの風味に、高めのアルコール感が複雑に絡みます。
Dirty Bastard(ひどい男・悪人) という名前とデザインとは裏腹に、おしゃれで大人っぽい味がするビールです。
主張のしっかりした味わいですが、意外にも、食事と合わせやすいのも、おもしろいポイントです。
鶏もも肉、豚肉、牛肉など、お肉との相性は、ばっちり。
中でも、中華とのペアリングは最高です。
テイクアウトのチャイニーズと合わせたり、お酒類は持ち込みOKのBYOBスタイルの、チャイニーズレストランに持ち込むにも、おすすめです。
また、まさにスコッチ (ウィスキー)を飲むように、ナッツやドライフルーツ、ダークチョコレートをおつまみにするのもありです。
種類:スコッチ・スタイル・エール(Scotch Style Ale)
アルコール度数(ABV):8.5%
苦み度数(IBU):50
Foundersのビールが買える/飲めるお店 (Founders Brewingのウェブサイトより)
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ファウンダーズのビールは日本でも買えます
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4.Azacca IPA (IPA)
残念ながら、こちらのビールは終売したようです。本当に、残念!!
毎年冬から春にかけて出てくる、期間限定のビールAzacca IPA。
カテゴリーはIPAですが、琥珀色の見た目と、ほんのりと感じるキャラメルのような香ばしさは、レッドエール風でもあります。
Azaccaというのはホップの名前。鼻に抜ける、マンゴーなど、まろやかな甘い果実味が特徴的です。
そのほのかなフルーティさと、ホップの苦み、モルトの甘み、そして泡までもが、完璧なバランスで絡み合っているビール。
どれが主張しすぎることもなく、すべてが、ほのかで上品です。
ほかとはひと味違うユニークで、味わいも、ボトルデザインも、洗練された都会的なビールです。
種類:インディア・ペール・エール(IPA)
アルコール度数(ABV):7.0%
苦み度数(IBU):70
このビールは、期間限定生産。毎年、冬から春にかけて、リカーストアや、バーに並びますが、2019-2020年の冬には、見かけませんでした。
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まとめ:ロングヒットが多いファウンダーズのビール
今回は、ミシガン州のブルワリー、ファウンダーズのおすすめビールをご紹介しました。
残念ながら、特に気に入っていたAzaccaがなくなってしまったようですが、ほかのビールは、比較的息の長いものばかり。
クラフトビールは、人気があっても、時期が来たら終売、ということもよくあるため、美味しいビールが長く造られるのは、ファンにとっては嬉しい限りです。
お気に入りのクラフトビールを見つけるヒントになれば、幸いです。
今回も、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
それでは、また次回。
Ryoko