こんにちは、Ryokoです。
今日は、少しマイナーな、イタリアの白ワインをご紹介します。
ピエモンテ州のローカル品種、アルネイス (Arneis)というぶどうから造られる白イン。
気軽に楽しみたい、カジュアルで美味しいワインです。
イタリア・ピエモンテ州のアルネイス
アルネイス (Arneis)は、イタリア北部の、ピエモンテ州で栽培されるぶどうです。
ピエモンテ州の中でも、ロエロ (Roero)という地区が、イタリアの最高格のDOCGに認定されている、名産地。
リカーストアで注目してみると、ボトルに、Roero Arneisと書かれているものを、見かけるかもしれません。
柑橘系のフルーティな香りと、ブーケのような花の香り、そしてグレープフルーツの皮のような苦みが、このワインの特徴。
ほのかに感じる、緑のハーブや、野菜の感じは、ソーヴィニヨン・ブランにも似ています。
また、グラスに注いだ時の、美しい金色も、とても印象的です。
ピエモンテ州の白ワインと言えば、ガヴィ (Gavi)が圧倒的に有名ですが、アルネイスもぜひ、覚えておきたい品種です。
アルネイスに合う料理
柑橘系の果実味と、緑の野菜の風味があるアルネイスは、系統が似ているソービニヨン・ブランと同じような、フードペアリングが楽しめます。
グリル野菜や、サラダ、野菜の天ぷら、緑の野菜を使ったオイルベースのパスタなどが、おすすめです。
その飲み心地から、どちらかというと、メインディッシュよりも、前菜、アペタイザーのおともにしたいタイプのワイン。
でも、もちろん、メイン料理にも、合わせられます。
シェフ三國のYouTubeチャンネルで紹介されていた、トマトと玉ねぎ、そしてお酢を使って、酸味を利かせた鶏肉料理「プーレ・オ・ヴィネグル(Youtubeチャンネル) 」とは、なかなかの相性でした。
おすすめのアルネイス
Correggia Roero Arneis
決してメジャーとは言えないアルネイスは、国や、地域によっては、選択肢はあまり多くないかもしれません。
その中で、比較的、よく見かけるのが、Correggia Roero Arneis (コレッジア・ロエロ・アルネイス)です。
黄金に輝く色。
柑橘系の果実の香りに加え、たっぷりのミネラル感もあります。
飲んでみて最初に感じるのは、果実味と、ハチミツのような甘みと、キリっとした酸の、絶妙なコンビネーション。
そして、ほんのりとした緑の野菜のようなアクセントと、心地よい苦みが、後に続きます。
うっかりすると、ゴクゴクッと、ワインらしからぬ飲み方をしてしまいそうになるほどの、飲みやすさ。
フルーティでありながら、キレもある、シャープな飲み心地です。
購入場所:Liquor Outlet Wine Cellars (Boonton, NJ) 約14ドル 約18ドル (2023年6月現在)
日本でも購入できます
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まとめ:知っていると通っぽい?イタリアのローカル品種アルネイス
今回は、イタリア・ピエモンテ州のローカル品種、アルネイスの白ワインをご紹介しました。
イタリアには、イタリアでしか造られない、土着品種と言われるローカル品種が、たくさん存在します。
それが、イタリアワインを飲む醍醐味、と言ってもいいぐらい。
その中でも、アルネイスの認知度は、一般的にはかなり低めですが、知らないままでいるのはもったいないような、美味しいワイン。
価格も、飲み心地も、とてもカジュアルなので、気軽に、飲んでみてくださいね。
カジュアルなイタリアの白ワインについては、「がぶ飲み注意 気軽に楽しめるイタリアの美味しい白ワイン」にもまとめていますので、ぜひ併せてご覧ください。
今回も、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
それでは、また次回。
Ryoko