こんにちは、Ryokoです。
今日は、料理と、ワインの、ペアリングのアイディアをひとつ、ご紹介したいと思います。
赤ワインにも、白ワインにも、はたまたビールにもよく合う、豚肉のソテーです。
豚肉は、赤ワインにも白ワインにも合う食材
ワインと、料理の、ペアリングのセオリーのひとつに、「食材、または、料理の色と、ワインの色を合わせる」というものがあります。
例えば、ピンク色のサーモンにはロゼワイン、白身の魚には白ワイン、赤身のステーキには赤ワイン、というもの。
豚肉は、調理する前の生の状態は、ピンク色から赤色ですが、火を通すと、白っぽくなりますよね。
つまり、基本的には、赤ワインにも、白ワインにも合う、ということなんです。
ちなみに、同じ理由で、鶏肉も、調理方法によって、赤ワインにも、白ワインにも、そしてビールにも、合わせやすい食材です。
日本なら、薄切りから、やや薄め、分厚い豚肉まで、いろいろと選ぶことができますが、アメリカの一般的なスーパーで売られている豚肉は、たいてい、分厚いポークチョップ。
骨付き、骨なしは、選ぶことができます。
豚バラスライスを恋しく思う気持ちもありますが、分厚いポークチョップも、それはそれで、食卓を少し豪華にしてくれる、頼もしい食材。
塩こしょうでシンプルにソテーしたり、ソースで味わいを変えてみたり、ひと口にソテーといっても、いろいろと変化させることができます。
今回作ってみた豚肉のソテーは
今回作ってみたのは、大好きなシェフ三國のYouTubeチャンネルで紹介されていた、こちらのレシピ。
『豚ロースのソテー』オレンジと醤油のソースで!
ソースに、しょう油、バター、オレンジを使います。
面倒くさがりにとっては、オレンジをむいたり、切ったりすることすら、できれば省きたい工程ですが、そこを乗り越えて作ってみると、想像以上に美味しいソース。
お休みの日など、ゆっくり時間がある時を見つけて、ぜひ作りたいレシピです。
しょう油や、バターのコクがしっかりしているので、赤ワインとも合わせやすく、オレンジの酸味で、どこかさっぱりした風味もあるので、白ワインも、ペアリング候補になります。
赤ワインを合わせるなら
赤ワインなら、ややしっかりめの味わいで、フルーティなワインがよく合います。
たとえば、カリフォルニア州パソロブレスのカベルネ・ソーヴィニヨン。
やわらかく、果実味たっぷりの味わいは、特に今回のしょう油、バター、オレンジを使ったソースにぴったりでした。
ちなみに、豚肉のシンプルなソテーの場合、オレゴン州のピノノワールも、よく合うワインのひとつですが、今回のようなちょっと凝ったソースを添える場合には、ピノノワールではやや、負けてしまう感じがありました。
おすすめワイン Postmark Cabernet Sauvignon
おすすめの1本は、パソロブレスのカベルネ・ソーヴィニヨンPostmark Cabernet Sauvignonです。
100%カベルネ・ソーヴィニヨンで、フルーティで深みのある1本。
お値段もお手頃です。
ちなみにこのワイン、ビフカツにもよく合います。
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ワインと温泉の町 カリフォルニア州パソロブレスのワイン
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白ワインを合わせるなら
白ワインなら、さっぱりしすぎない、やや複雑味のあるものが、おすすめです。
たとえば、カリフォルニア州ソノマの、シャルドネ。
豊かな果実味と、ミネラル感、ハチミツのようなコクが特徴的な、ソノマのシャルドネは、コクと、酸味を併せ持つ、今回のソースとよく合いました。
個人的には、ナパヴァレーのシャルドネは飲みませんが、今回のソースには、きっと合うと思います。
おすすめワイン Patz & Hall Sonoma Coast Chardonnay
おすすめの1本は、ソノマ産のPatz & Hall Sonoma Coast Chardonnay。
ソノマの中でも、いくつか特に有名な産地がありますが、ソノマコースト (Sonoma Coast)がそのひとつ。
ソノマのシャルドネの中でも、ソノマコースト産は、特に、コクと、酸味が、しっかりと感じられ、豚肉と合わせてもぴったりです。
若干お値段張りますが、とても美味しいワインです。
詳しくはこちらで。
Must Drink! 抜群に美味しいソノマのシャルドネ
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まとめ:調理法によって異なるワインペアリングが楽しめる豚肉料理
今回は、豚肉のソテーと、ワインのペアリングのアイディアを、ご紹介しました。
調理方法によって、ワインだけでなく、ビールにも、日本酒にも、焼酎にも、梅酒にも、合わせやすいのが、豚肉のいいところ。
ぜひ、お気に入りのペアリングを見つけてみてくださいね。
今回も、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
それでは、また次回。
Ryoko