こんにちは、Ryokoです。
先日、カリブ海の島、バルバドス (Barbados)へ行ってきました。
旅の目的は、何もしないこと。
まさに、何もしない贅沢を、存分に、味わえる場所でした。
今回の記事では、バルバドスで食べた&飲んだ美味しいものと、バルバドスにまつわる基本情報を、ご紹介していきます。
バルバドスのお酒と言えば、ラム酒
バルバドスのお酒と言えば、ラム (Rum)。
サトウキビを原料とする、蒸留酒です。
カリブ海の多くの国で、ラムが作られますが、バルバドスは、ラム酒発祥の地。
世界で最初に、ラムを作った国とされています。
その、世界初のブランドが、Mount Gay (マウントゲイ)。
褐色の、ダークラムが主流です。
熟成期間や方法によって、ランクが分かれていて、もっともスタンダードなラインが、Eclipse。
スムーズで、ほのかに甘味があり、飲みやすいです。
そこから、Black Barrel、XOと、ランクが上がるにつれて、より深みのある、味わいになります。
ショットグラスに注いで、ストレートで飲んだり、ラムパンチ (Rum Punch)、ピニャ・コラーダ (Pina Colada)、ダイキリ (Daiquiri)など、カクテルにしたりして楽しんだり。
お土産にも、ぴったりです。
空港に免税店があり、大小さまざまなサイズを、購入できます。
ちなみに、砂糖や、ラム酒の製造業が、バルバドスの主要産業。
一見、観光業で成り立っている国のように感じますが、現在も、製造業が柱のようです。
バルバドスが誇る地元のビール
ビールも、あります。
ますは、地元の人たちが、口を揃えておすすめするのが、Banks。
キレのいいラガーですが、モルトの香りもしっかりと感じ、暑い国のビールにしては、案外、飲みごたえがありました。
同じブルワリーが作る、Deputyは、まさに、暑い国のビール。
キレッキレの、軽やかなラガーです。
太陽の下、ビーチでくつろぐ時間や、ちょっと泳いだ後に、最適。
小さな島国の、ローカルビールと、侮るなかれ。
どちらも、日本のラガーに勝るとも劣らない、美味しいビールです。
アメリカでも、ニューヨークなど、一部の州では、販売されているようですが、やっぱり、現地で飲むビールは、格別。
バルバドスで飲むビールは、この2つで、決まりです。
なお、Bridgetown (ブリッジタウン)の町まで出ていくと、Banks Barがあります。
オフィシャルのバーではないようですが、外装は、Banks一色。
ローカル感があって、ちょっと、おすすめです。
歌手リアーナ (Rihanna)が育った通りの角にあり、ファンや、観光客が、立ち寄る場所になっているようです。
ローカルフード=Bajan Food
バルバドスのローカルな料理は、Bajan (ベイジャン) Foodと呼ばれます。
アフリカや、ポルトガルなどの影響を受けた、独自のスタイル。
期待していた以上に、洗練された料理の数々でした。
特に気に入ったのが、地元で採れる白身魚 (Creole Fish)の煮込みと、Cou-Cou (クークー)。
別々のメニューですが、一緒に食べるのが、ホテルスタッフの、おすすめ。
クークーとは、トウモロコシの粉で作ったお団子のような食べ物。
食感は、ポレンタ風でもあり、練り物系風でもありました。
個人的には、その食感も、味わいも、ちょっと苦手かも、と思ったクークー。
ところが。
白身魚と、トマトソースとブラウンソースの間のような、絶妙に美味しいソースとともに食べることによって、夢のような美味しさに、変身しました。
今回の、ベストフード。食べず嫌いしなくて良かった!
忘れられない美味しさです。
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もうひとつ、多くの日本人の口に合いそうな、料理がありました。
Bul Jolという、細かく刻んだ魚と野菜を和えた前菜。
なめろうから、みそ味を抜いた感じの料理。ビールでも、白ワインでもいいですが、無性に日本酒が飲みたくなる味でした。
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ドーナツのような、Barbados Bakesも、素朴で美味。
家で作るドーナツのような、ふわっとした食感と、やさしい甘さが、絶妙でした。
こちらも、忘れられない、思い出の味です。
ところで、バルバドスって?
ここで、バルバドスの基本情報を少し。
バルバドス (Barbados=英語の発音はバーベイドス)は、カリブ海に浮かぶ小さな島国です (地図)。
世界地図で見ると、小さな、小さな、点。
ウィキペディアによると、種子島ぐらいのサイズだとか。
人口は約30万人、首都はブリッジタウン (Bridgetown)です。
年間を通して、気温は摂氏30度前後。
湿度はそれなりに高いですが、都会の湿度ほど、厳しくはありません。
日本国籍、アメリカ国籍ともに、ビザは必要なく、パスポートで出入国できます。
公用語は、英語。独特のアクセント (なまり)があります。
元イギリス領で、イギリスからの観光客も多いですが、アメリカからの旅行者のほうが、多いとのこと。
ニューヨークをはじめ、アメリカのいくつかの都市から、直行便が出ています。
ちなみに、ニュージャージーの空港からは、直行便無し。
JFKで飛行機に乗ることもできましたが、今回は、マイアミで1泊し、そこから直行便でバルバドスへ行きました。
マイアミから、片道約4時間。案外、遠いです。
治安は、比較的いいとされていますが、気を付けて行動するに、越したことはありません。
バルバドス通貨は予め準備を
バルバドスの通貨は、バルバドス・ドル (Barbadian Dollar=BBD)。
ざっくりと、1USドル=約2BBDなので、表示金額の半分で計算すれば、だいたい、金額が掴めます(2023年5月現在)。
クレジットカードが使えるサービスももちろんありますが、現金を持っているほうが、便利な国。
ほとんどのサービスは、USドルでも支払えますが、現地の通貨も持っていたほうが、何かと役立ちます。
アメリカでは、主な銀行で、両替が可能です。おそらく、空港の両替所でも。
バルバドスの空港の到着ターミナルは小さく、入国手続きをして、荷物を受け取ったら、もう外。という感じ。
なので、バルバドス行きの飛行機に乗る前までに、両替しておくのが、安心です。
空港からはタクシーで
空港からホテルへは、タクシーに乗るか、予め送迎サービスを予約しておくか、レンタカーするか、になります。
タクシーなら、空港を出たところにある、“Authorized Airport Taxi”が、オフィシャルのタクシー会社です。
配車係の人に、行き先を告げると、金額を提示されます。
今回、空港からSaint Jamesというエリアまで乗り、USドルで62ドルでした。
相場がわかりませんが、距離的に、ぼられた感はなかったので、良しとして、良さそうです。
島には信号無し
途中、島の中を通って、海沿いまで行きます。
それなりに交通量はあるにもかかわらず、島に、信号は無し。
けっこうなスピードで、出たもん勝ち、行ったもん勝ちなスタイルで、なかなかにスリリングなドライブが、繰り広げられていました。
リゾートホテルが並ぶ、海沿いとは対照的に、島の中は、朝ドラ「ちむどんどん」で見た、1970年代の沖縄さながら。
異国の地へ来たー!というよりも、どこか、懐かしい雰囲気もありました。
まとめ:何もしない贅沢ができる場所 バルバドス
今回は、バルバドスの料理やお酒とともに、バルバドスの基本情報をお届けしました。
私が訪れた5月は、オフシーズン。
ホテルも、ビーチも、混みあうことなく、ゆっくり、のんびり、過ごすことができました。
今回、日ごろの疲れを癒すべく、ひたすらに、何もしないに徹ししましたが、足を延ばせば、世界遺産もあり、ダウンタウンの町並みは、一見の価値ありという情報も。
ニュージャージーからは、決して、行きやすい国ではありませんが、ハワイよりは近く、サマータイムの間は、時差もなし。
海の綺麗さは申し分なく、何より、ローカルな料理も、お酒も、満足度が高いのが、バルバドスの魅力です。
ぜひまた行きたいと思える国でした。
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今回も、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
それでは、また次回。
Ryoko