最終更新日:12/30/2023

カリブ海の島バルバドス 何もしないを楽しむ旅

カリブ海の島 バルバドス 何もしないを楽しむ旅

こんにちは、Ryokoです。

先日、カリブ海の島、バルバドス (Barbados)へ行ってきました。

旅の目的は、何もしないこと。

まさに、何もしない贅沢を、存分に、味わえる場所でした。

今回の記事では、バルバドスで食べた&飲んだ美味しいものと、バルバドスにまつわる基本情報を、ご紹介していきます。


バルバドスのお酒と言えば、ラム酒

カリブ海の島 バルバドス 何もしないを楽しむ旅 Rum

バルバドスのお酒と言えば、ラム (Rum)。

サトウキビを原料とする、蒸留酒です。

カリブ海の多くの国で、ラムが作られますが、バルバドスは、ラム酒発祥の地。

世界で最初に、ラムを作った国とされています。

その、世界初のブランドが、Mount Gay (マウントゲイ)。

褐色の、ダークラムが主流です。

熟成期間や方法によって、ランクが分かれていて、もっともスタンダードなラインが、Eclipse。

スムーズで、ほのかに甘味があり、飲みやすいです。

そこから、Black Barrel、XOと、ランクが上がるにつれて、より深みのある、味わいになります。

ショットグラスに注いで、ストレートで飲んだり、ラムパンチ (Rum Punch)、ピニャ・コラーダ (Pina Colada)、ダイキリ (Daiquiri)など、カクテルにしたりして楽しんだり。

カリブ海の島 バルバドス 何もしないを楽しむ旅 Rum Punch
Rum Punch

お土産にも、ぴったりです。

空港に免税店があり、大小さまざまなサイズを、購入できます。

ちなみに、砂糖や、ラム酒の製造業が、バルバドスの主要産業。

一見、観光業で成り立っている国のように感じますが、現在も、製造業が柱のようです。

バルバドスが誇る地元のビール

ビールも、あります。

ますは、地元の人たちが、口を揃えておすすめするのが、Banks。

カリブ海の島 バルバドス 何もしないを楽しむ旅 Banks Beer
Banks Beer

キレのいいラガーですが、モルトの香りもしっかりと感じ、暑い国のビールにしては、案外、飲みごたえがありました。

同じブルワリーが作る、Deputyは、まさに、暑い国のビール。

カリブ海の島 バルバドス 何もしないを楽しむ旅 Deputy
Deputy Beer

キレッキレの、軽やかなラガーです。

太陽の下、ビーチでくつろぐ時間や、ちょっと泳いだ後に、最適。

小さな島国の、ローカルビールと、侮るなかれ。

どちらも、日本のラガーに勝るとも劣らない、美味しいビールです。

アメリカでも、ニューヨークなど、一部の州では、販売されているようですが、やっぱり、現地で飲むビールは、格別。

バルバドスで飲むビールは、この2つで、決まりです。

なお、Bridgetown (ブリッジタウン)の町まで出ていくと、Banks Barがあります。

オフィシャルのバーではないようですが、外装は、Banks一色。

ローカル感があって、ちょっと、おすすめです。

歌手リアーナ (Rihanna)が育った通りの角にあり、ファンや、観光客が、立ち寄る場所になっているようです。

カリブ海の島 バルバドス 何もしないを楽しむ旅 Banks Beer Bar
Rihanna DriveにあるBanks Beer Bar

ローカルフード=Bajan Food

バルバドスのローカルな料理は、Bajan (ベイジャン) Foodと呼ばれます。

アフリカや、ポルトガルなどの影響を受けた、独自のスタイル。

期待していた以上に、洗練された料理の数々でした。

特に気に入ったのが、地元で採れる白身魚 (Creole Fish)の煮込みと、Cou-Cou (クークー)。

別々のメニューですが、一緒に食べるのが、ホテルスタッフの、おすすめ。

カリブ海の島 バルバドス 何もしないを楽しむ旅 Creole Fish
Creole FishとCou-Cou。左上がCou-Cou

クークーとは、トウモロコシの粉で作ったお団子のような食べ物。

食感は、ポレンタ風でもあり、練り物系風でもありました。

個人的には、その食感も、味わいも、ちょっと苦手かも、と思ったクークー。

ところが。

白身魚と、トマトソースとブラウンソースの間のような、絶妙に美味しいソースとともに食べることによって、夢のような美味しさに、変身しました。

今回の、ベストフード。食べず嫌いしなくて良かった!

忘れられない美味しさです。

♦♦

もうひとつ、多くの日本人の口に合いそうな、料理がありました。

Bul Jolという、細かく刻んだ魚と野菜を和えた前菜。

なめろうから、みそ味を抜いた感じの料理。ビールでも、白ワインでもいいですが、無性に日本酒が飲みたくなる味でした。

カリブ海の島 バルバドス 何もしないを楽しむ旅 Bul Jol
Bul Jol

♦♦

ドーナツのような、Barbados Bakesも、素朴で美味。

家で作るドーナツのような、ふわっとした食感と、やさしい甘さが、絶妙でした。

こちらも、忘れられない、思い出の味です。

カリブ海の島 バルバドス 何もしないを楽しむ旅 Barbados Bakes
Barbados Bakes

 

ところで、バルバドスって?

ここで、バルバドスの基本情報を少し。

バルバドス (Barbados=英語の発音はバーベイドス)は、カリブ海に浮かぶ小さな島国です (地図)。

世界地図で見ると、小さな、小さな、点。

ウィキペディアによると、種子島ぐらいのサイズだとか。

人口は約30万人、首都はブリッジタウン (Bridgetown)です。

年間を通して、気温は摂氏30度前後。

湿度はそれなりに高いですが、都会の湿度ほど、厳しくはありません。

日本国籍、アメリカ国籍ともに、ビザは必要なく、パスポートで出入国できます。

公用語は、英語。独特のアクセント (なまり)があります。

元イギリス領で、イギリスからの観光客も多いですが、アメリカからの旅行者のほうが、多いとのこと。

ニューヨークをはじめ、アメリカのいくつかの都市から、直行便が出ています。

ちなみに、ニュージャージーの空港からは、直行便無し。

JFKで飛行機に乗ることもできましたが、今回は、マイアミで1泊し、そこから直行便でバルバドスへ行きました。

マイアミから、片道約4時間。案外、遠いです。

治安は、比較的いいとされていますが、気を付けて行動するに、越したことはありません。

バルバドス通貨は予め準備を

バルバドスの通貨は、バルバドス・ドル (Barbadian Dollar=BBD)。

ざっくりと、1USドル=約2BBDなので、表示金額の半分で計算すれば、だいたい、金額が掴めます(2023年5月現在)。

クレジットカードが使えるサービスももちろんありますが、現金を持っているほうが、便利な国。

ほとんどのサービスは、USドルでも支払えますが、現地の通貨も持っていたほうが、何かと役立ちます。

アメリカでは、主な銀行で、両替が可能です。おそらく、空港の両替所でも。

バルバドスの空港の到着ターミナルは小さく、入国手続きをして、荷物を受け取ったら、もう外。という感じ。

なので、バルバドス行きの飛行機に乗る前までに、両替しておくのが、安心です。

Barbados Bakes Barbados Bills
バルバドスの紙幣

空港からはタクシーで

空港からホテルへは、タクシーに乗るか、予め送迎サービスを予約しておくか、レンタカーするか、になります。

タクシーなら、空港を出たところにある、“Authorized Airport Taxi”が、オフィシャルのタクシー会社です。

配車係の人に、行き先を告げると、金額を提示されます。

今回、空港からSaint Jamesというエリアまで乗り、USドルで62ドルでした。

相場がわかりませんが、距離的に、ぼられた感はなかったので、良しとして、良さそうです。

島には信号無し

途中、島の中を通って、海沿いまで行きます。

それなりに交通量はあるにもかかわらず、島に、信号は無し。

けっこうなスピードで、出たもん勝ち、行ったもん勝ちなスタイルで、なかなかにスリリングなドライブが、繰り広げられていました。

リゾートホテルが並ぶ、海沿いとは対照的に、島の中は、朝ドラ「ちむどんどん」で見た、1970年代の沖縄さながら。

異国の地へ来たー!というよりも、どこか、懐かしい雰囲気もありました。

まとめ:何もしない贅沢ができる場所 バルバドス

今回は、バルバドスの料理やお酒とともに、バルバドスの基本情報をお届けしました。

私が訪れた5月は、オフシーズン。

ホテルも、ビーチも、混みあうことなく、ゆっくり、のんびり、過ごすことができました。

今回、日ごろの疲れを癒すべく、ひたすらに、何もしないに徹ししましたが、足を延ばせば、世界遺産もあり、ダウンタウンの町並みは、一見の価値ありという情報も。

ニュージャージーからは、決して、行きやすい国ではありませんが、ハワイよりは近く、サマータイムの間は、時差もなし。

海の綺麗さは申し分なく、何より、ローカルな料理も、お酒も、満足度が高いのが、バルバドスの魅力です。

ぜひまた行きたいと思える国でした。

 

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今回も、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

それでは、また次回。

Ryoko



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