こんにちは、Ryokoです。
今日の美味しいお店は、ニューヨークのミッドタウン・ウェストにある、老舗ステーキハウス Keens Steakhouse。
歴史を感じる素敵なインテリアの店内で、抜群に美味しいステーキが食べられるレストランです。
イチ押しはPrime T-Bone Steak
このレストランでいちばんおすすめしたいステーキは、Prime T-Bone Steak。
すごいボリュームです。
塩とこしょうのシンプルな味付けですが、肉のうまみがたっぷりと味わえる、大満足の一品です。
ニューヨークらしくポーターハウスも
ニューヨークらしく、ポーターハウス (Prime Porterhouse for Two)という手もあります。
フィレと、ニューヨークストリップの、2種類の部位が味わえます。
フィレはもちろん、ストリップのほうも、T-Bone Steakに比べると脂身が少なく、あっさりとしています。
ニューヨークステーキならこちらも
映画にも登場 マンハッタンのステーキハウスSmith & Wollensky
看板メニューはマトンチョップ
実は、こちらのお店の看板メニューは、牛のステーキではなく、マトンチョップ (Our Legendary Mutton Chop)です。
現在は、名前はMuttonとなっていますが、マトンではなく、ラム肉だそうです。
かつて人気メニューだったマトンの名前を残したまま、クセの軽めの若い羊(ラム)を使用しているとのこと。
実際、臭みは強くなく、食べやすいです。
ただ、かなりのボリュームなので、その独特の香りが大好きという人にだけ、おすすめしたい一品です。
シーザーサラダも美味
Keens Steakhouseは、前菜やサイドメニューも、美味しいものが揃っています。
前菜ならぜひ、シーザーサラダを。
アンチョビの入った本格派です。
一般的なシーザードレッシングよりも、酸味が効いていて、上品な味わい。
これは絶対、食べる価値ありです。
世界一美味しいCreamed Spinach
サイドには、やはりCreamed Spinach (クリームド・スピナッチ)でしょう。
キーンズのものは、クリーミー過ぎず、重くなく、今まで食べた中でいちばん美味しいCreamed Spinachでした。
ステーキとの相性も最高です。
これまた世界一美味しい!自家製Key Lime Pie
デザートが入る余裕があれば、ぜひ、Key Lime Pieを。
元は、フロリダのスイーツですが、ここKeens Steakhouseでは、毎日お店で作られています。
お店オリジナルのKey Lime Pieは、控えめな甘酸っぱさで、ステーキの後にちょうどいい味わいです。
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Keensオリジナル生ビールKeens IPA
ステーキといえば赤ワインです。が、何料理でも、最初の1杯は生ビールを飲みたいのが、生ビール好きの性(ですよね?)。
ニューヨークのステーキハウスには、クラフトブリュワリーと提携して、お店オリジナルのビールを造っているところがわりと多いのです。
キーンズのオリジナルビール・Keens IPAは、ニューハンプシャー州のRedhook Breweryがこのレストラン専用に作っているビール。
飲みやすい、セッションIPAです。
もちろんワインも
最初にビールで喉を潤したら、次は赤ワインですよね。
カリフォルニア・ナパヴァレーのカベルネ・ソーヴィニヨンが、やはりニューヨークステーキには、ぴったりです。
Keens Steakhouseでは、アメリカだけでなく、世界のワインが揃っています。
価格帯は約40〜200ドル。
ほかのステーキハウスに比べて、比較的良心的な価格設定なので、好みと予算に合 わせて、選ぶことができます。
お店の歴史を予習していくと、より楽しめます
Keens Steakhouseは、1885 年にニューヨークでオープンし、20世紀初めには、パイプクラブとしても数々の著名人が訪れた場所。
今も、そのパイプのコレク ションが飾られています。
クラシックな雰囲気の店内はいくつかのセクションに分かれていて、それぞれの壁に興味深いディスプレイが施されています。
レストランのウェブサイトには、興味深い歴史が載っています。
創業当時の背景や、パイプクラブ時代のエピソード、女子禁制だったこのお店を訴え、後に初めて入店権を獲得した女性の話(店内にはその女性の名前がついた部屋があります)などなど。
お店に行く前に、少し予習してみるのも、おすすめです。
Keens Steakhouseの歴史
ちなみに、一階は、隣のテーブルとの距離が近いです。二階のほうが、ゆったりと座れます。
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レストラン情報:Keens Steakhouse
72 W 36th St, New York, NY 10018 (地図)
今回も、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
それでは、また次回。
Ryoko
*記事の内容は2019年訪問時のものです。