最終更新日:06/29/2023

アメリカのワイン まず覚えたい産地と品種

こんにちは、Ryokoです。

今日は、アメリカのワインについて。

アメリカのワインを選ぶ時、種類も、数も多すぎて、いったいどれに手を出せばよいのか、難しく感じることもありますよね。

でも、少しポイントを覚えることで、急激に選びやすくなります。

今回の記事では、まず覚えたい、アメリカの4大ワイン産州と、代表的なワインの品種をご紹介していきます。

とっかかりを見つけるヒントになれば、幸いです。


 

目次
1.アメリカ最大のワイン産地・カリフォルニア州
1-1.ナパヴァレー
1-2.ソノマカウンティ
2.オレゴン州のピノノワール
3.ワシントン州のリースリング
4.ニューヨーク州のリースリング

 

1.アメリカ最大のワイン産地 カリフォルニア州

アメリカで最大のワイン産地が、カリフォルニア州です。

アメリカのワインの約90%が、カリフォルニア産。

そして、残りの約10%が、ワシントン州、ニューヨーク州、オレゴン州で造られます。

カリフォルニア州で、まず覚えたいワイン産地は、何といっても、ナパヴァレーと、ソノマカウンティ。

アメリカのワインを飲む上で、避けては通れない、産地です。

 

1-1.ナパヴァレー

美味しいワインの宝庫、ナパヴァレー。

特に押さえておきたい品種は、

・カベルネ・ソーヴィニヨン (赤)

・ソーヴィニヨン・ブラン (白)

・メルロー (赤)

です。

カベルネ・ソーヴィニヨン

ナパヴァレー の カベルネ・ソーヴィニヨン

まずは、カベルネ・ソーヴィニヨン。

アメリカのワインを飲むなら、ナパヴァレーのカベルネ・ソーヴィニヨンは、マスト。

ステーキに合わせるなら、これしか考えられない!というぐらい、濃くて深い、アメリカを代表するワインです。

お値段は、安いものから、とんでもなく高級品までさまざま。

探求し甲斐のあるワインです。

おすすめのワインなど、詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
ナパヴァレーのカベルネ・ソーヴィニヨン 特徴とおすすめワイン

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ソーヴィニヨン・ブラン

ナパヴァレーのソーヴィニヨン・ブランは、ちょうどいいドライ&フルーティ加減。

フランス産ほどドライでなく、ニュージーランド産ほどフルーティすぎない、絶妙なラインです。

グレープフルーツとハーブの風味のバランスがよく、食事にも合わせやすいスタイルのものが多いです。

ナパヴァレーのソーヴィニヨン・ブランについてはこちらの記事にまとめていますので、ぜひご覧ください。
絶品揃い ナパヴァレーのソーヴィニヨン・ブラン

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メルロー

ナパヴァレー の メルロー 特徴とおすすめワイン

ナパヴァレーのメルローも、絶品です。

フルーティで、軽すぎず、重すぎず、滑らかな飲み心地。

メルローは、ほかの赤ワイン品種とブレンドされることが多いせいか、あまり主役感がないのですが、飲んでみるとその魅力に気づかされます。

特にナパヴァレーのメルローは、きっと、覚えてよかったと思うワインのひとつです。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。
ナパヴァレーのメルロー 特徴とおすすめワイン

 

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1-2.ソノマカウンティ(郡)

 

ナパヴァレーと並ぶ、アメリカのワイン大産地、ソノマカウンティ (郡)。

北部と、南部で、気候が異なり、造られるワインの種類も異なります。

ソノマ郡でおすすめしたいのは、

・シャルドネ (白)

と、

・ピノ・ノワール (赤)

です。

どちらも、主に、ソノマの南部で作られるワインです。

シャルドネ

ソノマのシャルドネは、本当に美味しいです。

ミネラル感と、果実味が、たっぷり。

白ワインらしい軽やかさを保ちつつ、ちょうどよい、コクと複雑味があります。

おすすめのワインなど、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
Must Drink! 抜群に美味しいソノマのシャルドネ

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ピノ・ノワール

Patz & Hall SonomaCoast PinotNoir

ピノ・ノワール=軽やかな赤ワイン、というセオリーに反し、濃い味わいが特徴的な、カリフォルニア州のピノ・ノワール。

ソノマのピノ・ノワールは、その中で、比較的、軽やかさを残したスタイルではありますが、それでも、やや濃い目。

邪道感も否めませんが、味わいのバランスは素晴らしく、飲んでいるうちにハマってしまう味なのです。

なお、アメリカで、正統派のピノ・ノワールを探すなら、次に出てくるオレゴン州です。

オレゴンVSソノマ、ぜひ飲み比べて、好みの味を探ってみてくださいね。

ソノマのピノ・ノワールについて、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
ソノマのピノ・ノワール 特徴とおすすめワイン

 

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2.オレゴン州のピノ・ノワール

アメリカ の ワイン 最初に覚えたい 産地 と品種 オレゴン州のピノ・ノワール

続いては、オレゴン州のピノ・ノワール。

ピノ・ノワールの本場、フランス・ブルゴーニュ地方のスタイルに似ていると言われ、世界のワイン通からも、注目を集めるワインです。

カリフォルニア州とはひと味違う、エレガントな味わいのピノ・ノワールが、多く作られています。

特に、ウィラメットヴァレー (Willamette Valley) (地図)というエリアで、美味しいピノ・ノワールが多く作られます。

詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
オレゴン州のピノ・ノワール 特徴とおすすめワイン


 

3.ワシントン州のリースリング

ワシントン の リースリング

ワシントン州も、良質なワインの産地です。

ほかの州のワインに比べ、若干、陰が薄い感じは否めませんが、実は、上質なワインを、多く生み出しています。

中でも、リースリングは、ぜひレパートリーに加えたいひとつ。

辛口のものがほとんどでなので、辛口ワイン派も、安心して選ぶことができます。

おすすめのリースリング
コスパ抜群 カンフーガール (Kung Fu Girl) リースリング

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4.ニューヨーク州のリースリング

ニューヨーク 州・Red Newt Cellarsの ドライリースリング

最後に、ニューヨーク州を。

上記の3つの州はすべて西海岸ですが、唯一、東海岸に位置するワイン産地がニューヨーク州です。

ニューヨーク州のワインで覚えておくべきは、リースリング。

産地は、カナダとの国境に近い、フィンガーレイクス (Finger Lakes)というエリアです。

辛口から、甘口までありますが、どちらかと言えば、甘口が多い印象。

辛口派の方は、ラベルにDry Rieslingと書かれているかどうか、要チェックです。

Semi Dry Rieslingと書かれていたら、辛口派にとっては、やや甘く感じるかも。

でも、中華料理など、スパイシーな料理と抜群によく合います。

ニューヨーク州のリースリングは、甘口、辛口の好みの差はあれ、全体的に、かなりハイクオリティです。

詳しくはこちら。
ニューヨーク州のワイン 注目したい産地と品種

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まとめ:ワインのニューワールドの代表・アメリカ

今回は、アメリカのワインで、最初に覚えたい、代表的な産地と、品種を、ご紹介しました。

アメリカは、フランス・イタリア・スペインに次ぐ、世界第4位のワイン産国。

歴史あるヨーロッパのワイン生産国が、ワインの“オールドワールド”と呼ばれるのに対し、ヨーロッパ以外のワイン生産国は、“ニューワールド”と呼ばれます。

アメリカは、そのニューワールドの、圧倒的代表国。

ワインの数と、種類の多さたるや、ヨーロッパのワインに、引けを取りません。

的を絞って、飲み進めていくことで、徐々に、どこの、何が、好みの味かが、わかってくるようになるので、地道に、いろいろ、飲んでみてくださいね。

今回も、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

それでは、また次回。

Ryoko



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