こんにちは、Ryokoです。
今日のビールは、イリノイ州シカゴ生まれのブルワリーGoose Island Beer Co.のシグニチャービール、Goose IPA。
世界中で知名度の高い、アメリカのクラフトビールの先駆け的ビールです。
いつ、どこで、どんな気分で飲んでも間違いない、安定の美味しさです。
Goose IPA の基本情報
ブルワリー:Goose Island Beer Company (グース・アイランド・ビア)
ブルワリー所在地:イリノイ(IL)州・シカゴ
ビールの種類:インディア・ペール・エール(IPA)
アルコール度数(ABV):5.9%
苦み度数(IBU):55
使用ホップ:Cascade(カスケード)、Centennial(センテニアル)など
爽やかなホップの苦みが美味しい、正統派イギリス系IPA
IPA (=インディア・ペール・エール)とはそもそも、18世紀に、イギリスからインドへの輸出用に作られていた、ペール・エールのこと。
諸説ありますが、日持ちさせるために、ホップを多く使って造られたとも言われています。
まさに、ホップの苦みが、IPAの最大の特徴。
Goose IPA は、あえてその頃の味わいを再現した、正統派IPA。
しっかりとしたホップの苦みが感じられますが、決して、強すぎず、ゴクゴクと飲める飲みやすさもあります。
飲んだ瞬間に広がる柑橘系の風味と、後味に感じるホップのさわやかな苦味。
そのバランスが絶妙で、いつでも、どんな気分でも、美味しく飲めるビールです。
世界中で買える元祖アメリカクラフトビール
このグースIPA、アメリカ国内なら、どのリカーストアにも置いてあると言っても過言ではありません。
州によっては、スーパーマーケットや、ドラッグストアでも買えてしまうほど。
大手アンハイザー・ブッシュ・インベブの傘下に入った後は、大量生産しながら、かつ、クラフトビール時代の美味しさを守るべく、試行錯誤があったそうです。
多くの場合、大手に買収されると、どこか、もともとの良さを失ってしまうものですが、グースIPAに限っては、むしろ逆。
次々に誕生する新しいクラフトビールに押されて、注目を欠いていた時に、大手と合併。
苦労の末に引き継がれた味わいが、大手の流通網により、改めて、世界中で認識されるという、言うなれば復活劇。というか、シンデレラストーリー。
心なしか、味わいも、昔よりもあか抜けた感じで、コンサバティブなスタイルながら、とても質の高い美味しさです。
アメリカでは、生ビールで飲めるお店も多いのも、嬉しいです。
ボトルや缶以上に、その美味しさを感じることができます。
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クラフトビールぽくなったボトルデザイン
ちなみに、今のデザインになったのは、2019年あたり。
こちら↓が旧デザインです。
Goose IPAが買える/飲めるお店 (Goose Island Beer Co.のウェブサイトより)
Goose IPAは日本でも買えます
楽天市場でグースIPAを見てみる
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今回も、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
それでは、また次回。
Ryoko