こんにちは、Ryokoです。
今日は、イタリア・トスカーナ州の赤ワイン、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ (Brunello di Montalcino)を、ご紹介します。
イタリアの、3大高級ワインのひとつに数えられるワインですが、手に取りやすい価格でも、美味しいものがありました。
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの特徴、合わせたい料理とともに、ご紹介していきます。
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノとは
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ (Brunello di Montalcino)は、イタリア、トスカーナ州の、モンタルチーノというエリアで作られる、赤ワインです。
ピエモンテ州の、バローロ、バロバレスコと並んで、イタリアの3大高級ワインと言われており、イタリアワインの格付けの最高峰DOCGに、認定されています。
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノを名乗るための、いくつかの条件がこちら。
・サンジョベーゼ・グロッソ (Sangiovese Grosso)というぶどう100％で造られること
・最低5年間、熟成されること、かつ、そのうちの24か月は木の樽で熟成されること
このほか、ぶどうの栽培地の標高などにも、厳しい条件があり、それらをすべてクリアして初めて、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノと、名乗ることができます。
サンジョベーゼ・グロッソとは、イタリアのローカル品種サンジョベーゼの変異種で、サンジョベーゼとは、異なる特徴を持つぶどう。
サンジョベーゼよりも、皮が厚く、その分、濃厚で、力強いワインを造り出し、また、長期熟成にも向いていると、言われます。
その、サンジョベーゼ・グロッソの別名が、ブルネッロ。
よって、ワインの名前が、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ、となっているわけです。
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノに合う料理
一般的に、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノは、鹿や、イノシシなど、ジビエ肉との相性が抜群と言われています。
家庭なら、ラム肉が、お手軽です。
高級ワインのカテゴリーながら、食事と合わせやすいワインとしても知られていて、お肉料理全般、よく合います。
アメリカ料理のバーベキューポークリブのような、カジュアルな料理に合わせても、美味しかったです。
おすすめのブルネッロ・ディ・モンタルチーノ
高級ワインと呼ばれるワインは、それなりのお値段を出さないと、美味しいものに出会えない、ということがよくあります。
でも、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノは、例外。
手の届く範囲に、大当たりワインがありました。
La Lecciaia Brunello di Montalcino
手の届く、美味しいブルネッロ・ディ・モンタルチーノが、La Lecciaia (ラ・レッチャイア) Brunello di Montalcino です。
色は、少し茶色がかったルビー色＝ガーネット色をしています。
開けてすぐは、果実の香りは控えめですが、スパイシーな香りは、かなり印象的です。
タバコや、こしょうのような、スパイス感のあとに、チェリーのような、意外にも、軽めの果実の風味が、感じられます。
飲み心地は、比較的、軽やかですが、後味には、フルボディらしい、しっかりとした厚みを感じます。
そのバランスが、なんとも不思議で、後を引きます。
しっかりとしつつ、滑らかなタンニンの加減も、他の赤ワインとは少し違う雰囲気を持っていて、魅力的。
すごく、美味しいです。
購入場所
Liquor Outlet Wine Cellars (Boonton, NJ) 約34ドル (2021年9月現在)
Bottle King (Morris Plains, NJ) 約32ドル 約33ドル (2023年6月現在)
日本でも購入できます
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カジュアル価格で極上のワインを、がモットーのワイナリー
なぜこんなに美味しいワインが、お手頃価格で買えるのか。
それは、このワインの生産者Fattoria la Lecciaia (ファットリア・ラ・レッチャイア)のおかげです。
地域が誇る、美味しいブルネッロ・ディ・モンタルチーノを、より多くの人に飲んでもらうため、「カジュアルな価格で、極上のワインを造る」ことをモットーに、ワイン造りをしているのだそうです。
そのシグニチャーワインが、このラ・レッチャイア・ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ。
決して手を抜かず、伝統的な製法で、造られているとのこと。
嬉しい限り。感謝ですね。
まとめ：奥深い、魅惑的な赤ワイン ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ
今日は、イタリア、トスカーナ州の赤ワイン、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノを、ご紹介しました。
基本的には、高級ワインですが、お手頃価格のラ・レッチャイアが、既に、美味し過ぎました。
色、風味、飲み心地のすべてが、他の赤ワインとは一線を画す、独特の雰囲気あり。
とっても魅惑的なワインです。
ちなみに、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの妹分と言われるのが、同じく、トスカーナ州モンタルチーノ地区で造られる、ロッソ・ディ・モンタルチーノ。
同じぶどうを使い、熟成期間がぐんと短い、カジュアルラインです。
詳しくは「ロッソ・ディ・モンタルチーノ イタリア トスカーナ州の赤ワイン」の記事をご覧ください。
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今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
それでは、また次回。
Ryoko