最終更新日:12/30/2023

禁酒1週間で起こった小さな変化と大きな変化

禁酒 1週間 で起こった小さな変化と大きな変化

こんにちは、Ryokoです。

突然思い立って、1週間の禁酒をしてみました。

理由は特になし。1週間やめてみたら、どうなるかなという好奇心でした。

今回の記事では、禁酒1週間生活で感じた、気のせいレベルの小さな変化と、一生モノかもしれない大きな変化を、お伝えできればと思います。

*健康に問題のない飲兵衛の体験記です。アルコールを控えたり、やめたりする理由がある方に向けた内容ではないので、予めご理解ください。


禁酒したら何かいいことあるのかなという好奇心

お酒をやめなければならない理由は、特にありませんでした。

お酒を飲める年齢になってからこの方、気まぐれに1日、2日抜いてみたりしたことはあったものの、基本的には、病気の時以外は、ずーっと飲んできたように思います。

ふと、お酒を飲まないとどうなるんだろう、という思いがよぎったことがきっかけとなり、突然の禁酒生活が始まりました。

痩せるとか、お肌の調子が良くなるとか、よく眠れるとか、効果はいろいろ聞きますね。

今回、私が得たものは、いくつかの小さな変化と、ひとつの大きな発見でした。

気のせいレベルの小さな変化

まずは、小さな変化から。

それまでの飲酒歴、酒量、年齢、体調や体質、などによっても、おそらく変化の出方には差があるのだと思います。

今回の私の場合、身体に起こった変化は、総じて、気のせいとも言えるレベルの、小さな小さなものでした。

まず、期待していた眠り。

最初の二晩は、どちらかと言えば、寝付きにくかったです。

寝酒を飲んだことはありませんでしたが、晩酌をしている時のほうが、一瞬で眠りにつけたように思います。

あれは実は、寝落ちだったのでしょうか?

どうにか、三日目あたりから、眠れるようになりましたが、劇的な快眠を手に入れた、と言うにはほど遠い、かすかなもの。

ほかには、気持ち、お肌がトーンアップし、キメが整った、かも。

若干、頭がすっきりして、五感がいつもより冴えている、かも。

と、すべて「かも?」レベルでした。

決して悪くない変化ですが、禁酒を継続するモチベーションになるほどでもなく。

最後の砦・禁酒で体重が減らない恐怖

痩せていた若い時のまま、お酒を飲み続けている飲兵衛あるある。

「お酒やめたらすぐ痩せるし」と思いがち。

今回、体重にまったく変化なし。

お肌や眠りなど、かすかでも変化が出たのに対し、体重に関しては、一切変わらず。

これはもう、いい年齢の飲兵衛の身体は、1週間程度の禁酒で、体重が減るようにはできていないと、考えるしかありません。

・・・じゃぁ、どうしたらいいの?

酔っぱらいは酔ってないと言い、太っている人は食べ過ぎていないと言う。

ご多分に漏れず、そういうことなんでしょう。

いよいよ、そこを直視しなければならない時がきた、という感じです。

これも一応、禁酒生活で得た発見。そのうち、食生活にも切り込んでいかなければと、思っています(そのうちに)。

体重も簡単に減らないが、飲兵衛の底力も簡単には衰えないという自信

今回、禁酒期間を1週間に設定した理由は、1週間後に飲み会があったからでした。

飲み会で飲まないという選択肢は、飲兵衛の名に懸けて、ありえないですもんね。

心配だったのは、禁酒後、アルコール耐性が弱くなり、いつもほど飲めなくなっているのでは、ということ。

何事も、日々の積み重ねですからね。

でも、そんな心配は無用でした。

1週間後の飲み会は、絶好調。思う存分、飲むことができました。

飲兵衛力は、簡単には衰えないんだと、確信しました。

突如生まれた一生モノかもしれない変化

ブランクがあっても、飲める。

それがわかった瞬間に、気持ちに変化が起こりました。

「だったら、お酒を、もっと待ち遠しいものにしよう」と。

飲みたいときは、飲めばいい。

でも、毎日、なんとなくなら、飲まなくてもいい。

お酒を飲む日を決めて、あと何日で飲める!という待ち遠しさも楽しんで、今日は飲む日!とウキウキで夜を迎える、というのもありでは?と思い始めました。

もちろん、予定日より早く、どうしても飲みたい、飲まずにやってられっかという日は、飲めば良し。

これまで何に執着していたんだろうと思うほど、驚くほどに無理なく、毎日飲まない生活に、シフトすることができました。

私にとって、人生の大きな楽しみのひとつであるお酒。

やめたら飲めない体質になってしまうのではという恐怖に、取りつかれていたのかもしれません。

飲めなくならないし、飲む日にフォーカスすることで、もっと楽しい気持ちになれるという気づき。

一生使えるワザを手に入れたような、気分です。

美味しいノンアルビールがあれば1週間の禁酒は余裕

今回の禁酒が、まったく苦痛じゃなかったのは、今をときめく美味しいノンアルビールのおかげです。

超おすすめノンアルビールは、Athletic Brewingの、IPA。

これは、本当に美味しいです。

ノンアルビールにありがちな、後味の悪さは皆無。

全体的に、ノンアルビールの質は、昔に比べて格段に上がっていますが、それでもまだまだ、続けて飲むには、苦しいクオリティのものが多いです。

ほかのブランドも、いくつ飲んでみましたが、やっぱり、Athletic、中でもIPAが、最高。

このノンアルIPAがあれば、1週間の禁酒なんて、余裕です。

リカーストアへ行かずとも、Amazonで購入できます。
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Athletic Brewingのビールについてはこちらもぜひ
ビール好きがハマる アメリカの美味しいノンアルコールビール

Athletic Brewingのウェブサイト

まとめ:飲兵衛力に自信をくれた禁酒1週間チャレンジ

今回は、禁酒1週間生活で感じた変化を、お伝えしました。

私としては、今回の禁酒チャレンジは、大成功だったと思っています。

飲む日をもっと楽しむために、飲まない日を作る、という発想。

休肝日というと、やったほうがいいから仕方なくする感がありますが、それとは真逆のモチベーションです。

1週間で起こった身体の変化はわずかでしたが、これを続けていけば、いつか、何か、目に見える結果に繋がるかもしれません。

もちろん、1年後、「その後、また毎日晩酌生活に戻りました」と言っている可能性も、なくはないです。

でも、それでもいいですよね。

いろいろやってみながら、毎日を楽しめる方法を探っていけばいいのです。

禁酒や、断酒なんて、ネガティブなワードでしかなかった、筋金入りの飲兵衛にとって、今回の変化は、あり得ないレベルのもの。

何事も、タイミングがぴたりとはまれば、思わぬいい方向へ進むものだと、我ながら、驚いています。

自分の飲兵衛力を信じて、禁酒、お試し、いかがでしょうか。

お酒やめてみようかな、どうしようかなと思っている方に、何かのヒントが届けば嬉しいです。

*最後にもう一度。今回の記事は、健康に問題のない飲兵衛の体験記です。アルコールを控えたり、やめたりする理由がある方に向けた内容ではないので、ご注意ください。

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さて、今年もあと、わずかとなりました。

2023年も、アメリカ、日本を中心に、世界中の方々にRyoko on Tapの記事を読んでいただくことができ、嬉しく思っています。ありがとうございました。

来年も、人生に楽しみをくれる、お酒や、美味しいものの記事を中心に、新しく経験したこと、学んだことなどを、共有できればと思っています。

何か「あ、これ飲んでみたい、食べてみたい、やってみたい」と、思っていただけたら、幸いです。

それでは、また来年。良いお年をお迎えください。

Ryoko



2 Comments

  1. とっても興味深い記事でした。
    内容も文章力も流石です。
    ところで、普段のメニューと禁酒中のメニューで違いましたか?

    1. コメントありがとうございます!食事の内容は、特に意識的に変えたりはせず、食べたいものを作っていました。ただ、これを食べるとお酒を飲みたくなるなと思うものは避けました(揚げ物、ステーキ、パスタなど)。

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