こんにちは、Ryokoです。
今日は、最近よく、家飲みのおともに作っているエッグロール (Egg Roll)について、書いていきたいと思います。
春巻きと似て非なる食べ物、エッグロール。
アメリカの中華料理の定番ですが、自宅でも、わりと簡単に作ることができ、ビールにもワインにも合う、美味しいおつまみです。
エッグロールって何?
アメリカの中華レストランや、テイクアウトのお店で、ほぼ必ずある前菜メニュー、エッグロール (Egg Roll)。
皮に具材を巻いて揚げた料理で、春巻きとよく似た見た目です。
でも、春巻きは、Spring Roll。
エッグロールと春巻きは、別物なのです。
その違いは、皮。
春巻きの皮は、小麦粉と水が主な材料ですが、エッグロールの皮には、その名の通り、小麦粉のほかに、卵が使われています。
そのせいか、食べ応えは、エッグロールのほうが、春巻きよりも、どっしりくる感じ。
アメリカの中華店では、エッグロールのほうが定番のようで、春巻き ( = Spring Roll)は、あったり、なかったりですが、エッグロールはほぼどこでも、メニューにあります。
そして、具材の種類も、エッグロールのほうが豊富。
今やバーフードとしても定番で、さまざまな具材が巻かれたおしゃれなエッグロールもあります。
ビールにもワインにも合うおつまみエッグロール
日本人にとっては、春巻きのほうが、圧倒的になじみ深いのですが、春巻きの皮は、日本食スーパーに行かないと、手に入らないんですよね。
その点、エッグロールの皮なら、たいていどこのスーパーでも売っています。
それならもう、春巻きが食べたいとき、エッグロールの皮で作ればいいんじゃないか、ということで作ってみたところ、ハマりました。
春巻き気分が満たされるばかりか、ビールだけでなく、ワインにも合う抜群のおつまみ。
具材の種類を変えることで、味に変化もつけやすく、具の量を調節すればメインディッシュにもなって、案外重宝するのです。
その中で、少ない材料で、家でも作りやすいエッグロールを2つ、ご紹介しますね。
もやしエッグロール
まずは、最も春巻きに近い、もやしを使ったエッグロール。
ただし、春巻きほど多くの具材を使わずに、シンプルに作ります。
使う材料は、もやしとベーコン。
最近は、アメリカのスーパーでも、もやしが売られています。
豚バラ小間切れ肉を使いたいところですが、アメリカのスーパーには売っていないので、ベーコンで代用。ひき肉でも美味しくできます。
もやしとベーコンを炒めて、塩こしょうで調味。それをエッグロールの皮に巻いて、揚げる、それだけ。
何もつけずに食べてもよし、醬油やマスタードをつけても、美味しいです。
地味ですが、間違いなし。
ビールはもちろん、白ワインにもよく合います。
リースリングや、ソーヴィニヨン・ブランがおすすめです。
コスパ抜群 カンフーガール (Kung Fu Girl) リースリング
チーズステーキエッグロール
牛肉の小間切れと、玉ねぎを炒めたものを、チーズとともに、ロールパンに挟んで食べる、ペンシルベニア州フィラデルフィアの名物、フィリーチーズステーキ (Philly Cheesesteak)。
こんなやつ↓
それを模した、チーズステーキエッグロールが、最近バーフードとして定着しています。
Trader Joe’sや、一般的なスーパーにも、フィリーチーズステーキ用のお肉がShaved Beef Steakという名前で売られています。
このビーフと、玉ねぎ、お好みでマッシュルームを炒めて、ピザ用チーズとともに、エッグロールの皮に巻いて、揚げれば、チーズステーキエッグロールの出来上がり。
味付けは、塩コショウだけ。
マスタードやケチャップをつけて食べると、どこか、チーズバーガーのような味わいにもなります。
これには、ビールだけでなく、赤ワインもおすすめです。
お好みの、安くて美味しい赤ワインと合わせて、カジュアルに楽しんでみてくださいね。
ちなみに、エッグロールは、下半分が浸かるぐらいの少ない油で、充分に美味しく揚がります。
ただ、揚げ加減が弱いと、若干、皮の内側のほうに粉っぽさが残るので、中火でじっくり目に揚げるのがコツ。
油の温度が高すぎると、あっという間に真っ黒になるので、そこは加減しつつ、作ってみてください。
まとめ:ビールにワインに。万能おつまみエッグロール
今回は、家でも簡単にできて美味しい、エッグロールをご紹介しました。
ビールやワインのおつまみとしても、メインディッシュとしても、重宝する一品。
冷めてもまた、違う美味しさがあるので、多めに作って、翌日に残しておくのも手です。
具材を変えることで、ビール、白ワイン、赤ワイン、はたまた日本酒にも合う、便利なメニュー。
レパートリーのひとつに、いかがでしょうか。
今回も、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
それでは、また次回。
Ryoko