最終更新日:07/14/2023

デイリーワインに カリフォルニア州サンタバーバラのワイン

カリフォルニア州 サンタバーバラ のおすすめ ワイン

こんにちは、Ryokoです。

今日は、カリフォルニア州のワイン産地、サンタバーバラ (Santa Barbara)のワインをご紹介します。

安くて美味しいワインが多く、デイリーに楽しめるサンタバーバラのワイン。

その特徴や、おすすめのワインなどを、まとめてみました。


カリフォルニア州サンタバーバラのワイン

サンタバーバラ (Santa Barbara)は、カリフォルニア州の、セントラルコーストに位置するワイン産地。

ワイン産地の分類上、サンフランシスコとロサンゼルスの間のエリアが、セントラルコーストと呼ばれます。

サンタバーバラは、セントラルコーストの南のほうに位置するエリアで、ロサンゼルスから、車で北へ、約2時間ほど走ったところにあります。

セレブのリゾートとも呼ばれるこのエリアは、2004年に、映画「サイドウェイ (原題 Sideways)」の舞台となったことで、一躍有名になりました。

一年を通して冷涼な気候のこのエリアでは、良質なピノ・ノワールや、シャルドネを、生み出しています。

セントラルコーストでもうひとつ有名なワイン産地、モントレー (Monterey)のワインにも似た、カジュアルながら、果実味と複雑味を兼ね備えたワインが揃っています。

モントレーのワインについてはこちら。
熟成派?熟成無し派?サンタ・ルシア・ハイランズのシャルドネ

サンタバーバラのAVA

サンタバーバラのワインを探す際、ラベルにSanta Barbaraと書かれているかどうかが、まず最初の目印。

そのほか、サンタバーバラの中にあるAVA (=政府認定のぶどう栽培地域) の名前を、いくつか覚えておくと、より、見つけやすくなります。

サンタ・マリア・バレー (Santa Maria Valley):サンタバーバラで、最初にAVAに認定された地域。

サンタ・イネス・バレー (Santa Ynez Valley):サンタバーバラ最大のAVA。

サンタ・イネス・バレーは、サンタ・マリア・バレーよりも、やや温暖な気候で、良質なボルドースタイルの赤ワインや、ソーヴィニヨン・ブランも、生産されています。

もうひとつ、覚えておきたいのが、サンタ・リタ・ヒルズ (Santa Rita Hills)

わりとよく、見かける産地です。

サンタ・リタ・ヒルズは、サンタ・イネス・バレーの中に位置する、4つのAVAのうちのひとつ。

ほかに、バラード・キャニオン (Ballard Canyon)、ロス・オリボス・ディストリクト (Los Olivos District)、ハッピー・キャニオン (Happy Canyon)があります。

ちなみに、サンタバーバラで、最も新しく認定されたAVAは、アリソ・キャニオン (Alisos Canyon)。

サンタ・マリア・バレーと、サンタ・イネス・バレーの間にある、ワイン産地です。

ただ、少なくともニュージャージーでは、ほとんど見かけません。

ワインの試験を受けるのでない限り、知らなくても問題なさそうです。

サンタバーバラ産おすすめのシャルドネ

Diatom Santa Barbara Chardonnay

カリフォルニア州 サンタバーバラ のおすすめ ワイン Diatom Chardonnay
Diatom Chardonnay 2021

サンタバーバラでおすすめのワイン、まずは、ワイナリーBrewer Cliftonのシャルドネです。

香りからは、青りんごや、レモンのような、シャープな果実味と、ミネラル感がたっぷりと、感じられます。

味わいにも、レモンのようなシャープさがあり、その後、桃や、洋ナシのような、まろやかさと、ほのかな甘味が、立ってきます。

樽ではなく、ステンレス樽による熟成のため、強い香りや重さはなく、軽やかな味わい。

カジュアルに飲めて、かつ、満足度も高い1本です。

シーフードやあっさりした鶏肉料理全般に、気軽に合わせられるワインです。

購入場所:Liquor Outlet Wine Cellars (Boonton, NJ) 約23ドル (2023年7月現在)

Brewer Cliftonのウェブサイト


Santa Barbara Winery Chardonnay

カリフォルニア州 サンタバーバラ のおすすめ ワイン Santa Barbara Winery Chardonnay
Santa Barbara Winery Chardonnay 2019

2本目は、Santa Barbara Wineryのシャルドネ。

Santa Barbara Wineryは、サンタバーバラで最初にできたワイナリーです。

こちらも、グレープフルーツや、梨のような果実味がしっかりしたワイン。

わずかな期間、樽で熟成されているため、1本目のDiatomに比べると、ほんのりとした樽香があり、やや厚みのある味わいです。

とは言え、樽香のしっかりした、多くのナパヴァレーのシャルドネに比べると、断然、軽やか。

シャルドネは、樽の香りの強弱によって、味わいが大きく異なり、好みは人それぞれです。

樽の香りが心地よいと感じる人もいれば、暑苦しいと感じる人もいたり。

いろいろ飲んで、好みの味を探ってみてくださいね。

Daitomと同じく、シーフードや鶏肉料理に合いますが、しっかりした味わいの白身魚や、ややクリーミーな料理を選ぶと、より相性ぴったりの組み合わせになります。

購入場所:Bottle King (Morris Plains, NJ) 約15ドル (2023年7月現在)

日本でも買えるサンタバーバラ産のシャルドネはこちら。
楽天市場でサンタバーバラ産のワインを見てみる

なお、サンタバーバラでもうひとつ有名な、ピノ・ノワール。

残念ながら、私の住むエリアでは、あまり選択肢が無く、まだリピートしたいものに出会っていません。

出会いがあれば、追記していきますね。

 

セントラルコーストのワインならこちらも
カリフォルニア州サンタルシアハイランズのシャルドネ

まとめ:気軽に楽しめるサンタバーバラのワイン

今回は、カリフォルニア州サンタバーバラのワインをご紹介しました。

特にシャルドネは、流通している種類も比較的多く、価格もほど良いので、いろいろと試しやすいのがいいところ。

特別ではない、デイリーワインとして、重宝するタイプのワインです。

ペアリングも、難しく考える必要なし。名もない家庭料理に、気軽に合わせられます。

今回も、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

それでは、また次回。

Ryoko



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