こんにちは、Ryokoです。

今日のビールは、オハイオ州にあるブルワリーBrew Dog (ブリュードッグ)の、Hazy Jane。

美味しいというだけでなく、このBrew Dog、ぜひ注目したい、興味深いブルワリーなんです。

Hazy Janeの基本情報

ブルワリー：Brew Dog ( ブリュードッグ)

ブルワリー所在地：オハイオ (OH)州

ビールの種類：ニューイングランド・アイピーエー (New England IPA)

アルコール度数（ABV）：7.2％

苦み度数（IBU）：-

フルーティで苦み控えめ、ゴクゴク飲みたいIPA

Hazy Jane (ヘイジー・ジェーン)は、ニューイングランドスタイルのIPA。

発売は2017年。

クラフトビールとしては比較的長く続いている、人気定番ビールです。

ニューイングランドスタイルIPAの、最大の特徴は、一般的なIPAの特徴である苦みは控えめに、トロピカルフルーツのような果実味が、たっぷりというもの。

そして、少し白濁したような色合いも、その特徴です。

前回の記事でご紹介した、Sierra Nevada のHazy Little Thing IPAと同様、Hazy Janeも、その定義のとおり、苦さは控えめで、トロピカルや、柑橘系のフルーティさが、口いっぱいに広がります。

苦みが控えめな分、飲みやすいですが、決して、甘い、弱いビールなんかではありません。

しっかりとしたキレ、のど越しは、真のビール好きを満足させるクオリティ。

何本飲んでも、飽きないこと間違いなしのビールです。

Hazy Janeが飲める/買える場所 (BrewDogのウェブサイトより)

日本でも購入できます
楽天市場でHazy Janeを見てみる

実はスコットランドのビール

オハイオ州のビールは初めて！と嬉々として即買いしたものの、調べてみると、実は、少し違いました。

ブリュードッグの本拠地は、なんとスコットランドだったんです。

オハイオ州にあるブルワリーは、言わばブリュードッグの支所。

なので、正確には、アメリカのクラフトビールではなく、スコットランドのクラフトビールですね。

ブリュードッグは、2007年にスコットランドで開業後、瞬く間に急成長し、ヨーロッパに留まらず、北南米、アジアの多くの国で、ブルワリー兼バーをオープンしていきます。

スローガンは、”To make other people as passionate about great beer as we are”。

日本語では「俺たちと同じぐらい、皆をクラフトビールの虜にする」と訳されています。

このスローガンの通り、自国だけでなく、世界中に、今もなおビールへの情熱を拡大中。

なんとも夢のある、魅力的なブルワリーです。

アメリカには、2021年4月現在、オハイオ州をはじめ、インディアナ州とペンシルベニア州に、ブリュードッグのブルワリー&バーがあります。

日本には、2014年に進出。六本木にバーがあるようです。

初ヒットはTOKYOという名のビール

ちなみに、このブルワリーの最初のヒット商品は、TOKYOという名のビール。

開業から1年後の2008年に発売されたビールで、スタイルはスタウト（黒ビール）です。

アルコール度数12％と、かなり強いビールでしたが、それが爆発的なヒットとなり、その後リニューアルを重ね、最終的には18％のアルコール度数にまでなったとか。

わざわざ、遠いアジアの国の地名を取るあたり、やっぱりおもしろいブルワリーです。

＊現在はウェブサイトに載っていないので、終売したかもしれません。

オハイオ州の田舎のブルワリーかと思いきや（失礼！）、実は世界を股にかけるクラフトブルワリー。

今後も注目していきたいです。

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今回も、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

それでは、また次回。

Ryoko