最終更新日:09/01/2025

10年続けた趣味がくれた3つの大切なこと

10年続けた 趣味 から得たもの&10年続いた理由

こんにちは、Ryokoです。

趣味のダンスを始めてから、10年が経ちました。

過ぎてしまえばあっという間でしたが、なかなか長い時間を費やしてきたものだと、その数字に妙な感慨深さを感じています。

10年経った今も情熱は衰えず。でも、向き合い方や、趣味の意義のようなものは、経験を重ねるに従って自分なりにはっきりしてきたように思います。

今回の記事では、趣味を続けてきて良かったこと、ここまで続いた理由を振り返ってみたいと思います。


趣味から得たもの

趣味を続けている理由は、ひとえに、好きだから。

大人になってから、心から楽しいと思い、没頭できる何かを持っているというのはとても幸せなこと。その楽しむという気持ちこそが、趣味の意義かもしれません。

少し踏み込んで、この10年で趣味から得ていたものは何かと考えてみると、それは人生にとって大切なものだったことに気が付きました。

1. 食べる、働く、寝る、以外に何かしている充実感

ダンスを始めるまで、これといった趣味は持っていませんでした。

日々食べて、働いて、寝て、の繰り返し。

それなりに楽しく暮らしていたものの、どこか、物足りなさを感じていました。

アメリカに来て、ボールルームダンス(競技ダンス・社交ダンス)に出会い、私の生活の軸は完全に変わりました。

なかった軸が生まれた、と言ってもいいかもしれません。

今では、1週間のスケジュールも、1年のスケジュールも、ダンス中心。

何を措いても、ダンスな日々です。

食べる・寝る・働く以外の時間に何かしている、何かに打ち込んでいるという充実感は、趣味無し時代には得られなかったもの。

あの頃感じていた物足りなさは、ダンスを続けるうちにいつの間にかなくなっていました。

2. 余計なことを考えず、完全集中する時間

気が付くと、四六時中、何かずーっと考えているということ、ありませんか?

ひとつのことでなくても、あれやこれや、次から次へと。

趣味に没頭している時は、不思議と何も浮かんでこないんです。

目の前のことに、完全集中。

そういう時間って、作ろうと思ってもなかなか作れないんですよね。

ヨガが動く瞑想と言われるならば、ダンスも然り。

姿勢や筋肉、呼吸を意識して動く練習は、まさに自分と向き合う時間です。

レッスンが終わるころには、頭も心もすっきり。

ダンスでなくても、きっと何かに没頭している時間って、近いものがあるのではないでしょうか。

日常を切り離す時間。それは趣味がくれる大切なもののひとつです。

3. 自然にわいてくる頑張りたい気持ち

そして何より、頑張りたいと思えること。

頑張らざるを得ない状況で頑張るのと、自然に頑張りたくなるのは、大違い。

私はほとんど前者ばかり経験してきたので、ダンスを始めてから知った、自然にわいてくる頑張りたい気持ちに、ずっとワクワクしています。

実はそもそも私には、ダンスはハードルが高いのです。

運動神経が信じられないレベルで鈍いから。

運動神経鈍い人あるあるですが、とにかく怖いんです。

スピードも、スピンもターンも、すべて。転んで大怪我する画がちらついて進めません。

でも、ここを超えてみたい、その先に見えるものを見てみたいと思えてくるんです、不思議と。

できるようになった時の嬉しさ、なかなかできなくて悔しい気持ち。大の大人になってからそんな気持ちを連続で味わえるなんて、最高かよ、ですよね。

その気持ちが続く限りは、趣味を続ける意味があるのかなと思っています。

余談:ボールルームダンスを始めた理由

余談ですが、ダンスを始めた理由について少し。

「なんでボールルームダンスなの?」と、わりとよく聞かれます。

きかっけは、アメリカの結婚披露宴で新郎新婦が踊るファーストダンスでした。

運動神経皆無の私ですが、子どものころからダンスが大好きだったので、アメリカの披露宴にはそんなイベントがあると知り、心踊らせてダンススタジオの扉を叩いたのを覚えています。

まさか、そのまま10年続くとは思いもせず。

なんでしょう、踊れるようになっていく喜びを、まんまと感じさせられてしまったというのがぴったりな気持ちかもしれません。

日本でもいくつかのダンスをかじってみたものの、ドはまりしなかったことを考えると、ロシア人の先生たちの巧みな技だったのか、タイミングだったのか。

ひとつ確実に言えるのは、よく言われる、子どものころ好きだったことの中に本当のパッションがひそんでいるというのは、本当だということ。

踊れる人になりたい気持ちはきっと私の中にずっとあって、その気持ちが、運命的な出会いを果たしたんだと思います。

趣味が10年続いた理由 – 3つの「ない」

コツとまで言えるかどうかわかりませんが、10年続いた理由があったとすれば何かと考えて思い当たった3つの「ない」を挙げてみたいと思います。

1. 何のためにやっているかを考えない

ダンスを始めた頃、日本人の友人知人に「どこ目指してるの?(=何者にもなれないことがわかってて何でそんなことやってんの?)」と、からかわれたりしました。

今思えば、ずいぶんひどいこと言ってくれるじゃないか、てな話ですが、その頃は、「確かに何やっているんでしょうか、私、」という気持ちが無くは無かったように思います。

今は違います。

今は、「今日より上手に踊れる自分を目指している」とはっきり言えます。

でも、もっと言えば、何も目指してないのです。

ただ好きだから、楽しいから、やっている。

何者かになってやる!なんて思い始めたら、きっと思うようにできない自分を責め、めげるでしょう。

何のためにやっているのか、と難しく深く考えず、好きだからやっている。それこそが趣味じゃないでしょうか。

2. ほかの人と比べない

これは、難しいけどとっても大事。

競技ダンスは、まさに競技会で順位をつけられるので、比べない方が難しくもあります。

私も競技会に出始めた頃は、ほかの人たちを見ては、なんであのレベルで勝てるんだよムッ!としていたこともありました。

でも、どんな趣味の世界もそうではないかと思うのですが、やっぱり持って生まれたセンスは影響するし、費やせるお金や時間によって上達のスピードが変わるのも事実。

競技会の順位が、必ずしも、誰が誰より優っている劣っているということではないのもまた、事実です。時の運もあるし。

そう思うと、あまり誰かと比べることに意味はないと、気が付いたのです。

趣味は、あくまで自分のもの。

戦うなら、誰かじゃなくて、自分です。

仮にいい順位が取れても、自分のベストを発揮できていなければ物足りないし、いいとは言えない順位でも、自分がやってきたことが出せれば、案外気持ちいいもの。

きれいごとのようですが、本当です。

前回の自分、昨日の自分より上達しているか、こだわるのは、そこだけ。

そして、もし、まだいける、と思えるなら、続ける意味は大ありだと思うのです。

3. 大きな目標を持たない

最後の「ない」はひとつめと似ていますが、大きな目標を持たない、です。

何かを始めたとき、その手の本やブログで圧倒的におすすめされているのが、目標を持つこと。

でも必ずポジティブに作用するとも限らないような気がします。

なぜなら、自分が掲げた目標になかなか到達できず、めげるから。

せっかくの好きという気持ちを傷つけてしまいかねません。

趣味なんですから。そんなツラい状況に追い込む必要は無いと思います。

そのかわり、昨日より少し上達している自分を喜ぶこと。

それが、もっともっと好きになっていく要素となり、やめられない趣味に育っていきます。

まとめ:自分の好きを知り、磨き続けること、それが趣味。

今日は、私自身が趣味から得たもの、続いた理由について書いてみました。

最近ウェルビーングな生き方に興味を持ち、少しずつ記事を書いていますが、本気の趣味を持つことって、ウェルビーングに繋がると思うのです。

以前の記事「ウェルビーングな暮らし キーワードはPERMA」に書いた、ウェルビーングな暮らしのために必要な要素PERMAは、趣味を持つことによって、ほぼ全部、持てる気がします。

もちろん、ここに書いたことは私の趣味観。

目標にむかってがむしゃらに進むのが楽しければ、それで全然いいんです。

どんな形でも、自分の好きを磨いていくことこそが趣味。

大人になってから趣味を見つけるのはなかなか簡単ではありませんが、昔から好きだったことの中に、きっと潜んでいるはずです。

それを見つけることから始めて、育ててみませんか。

私の場合、ここからの10年は、これまでの10年とはまた違うかもしれません。

体力の限界が先か、財力の限界が先か。でも続けられる限り、楽しめる限りは、続けていきたいと思っています。

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今回も、最後までお付き合いいただきありがとうございました。

それでは、また次回。

Ryoko



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