こんにちは。Ryokoです。

最近、イタリア・ピエモンテ州のバルベーラ (Barbera)という、美味しい赤ワインに出会いました。

今回は、そのバルベーラについて、特徴やおすすめワイン、合わせたい料理のアイディアをご紹介します。

ピエモンテ州の赤ワイン・バルベーラ (Barbera)とは

バルベーラとは、イタリア・ピエモンテ (Piemonte)州の赤ワイン。

その名の通り、バルベーラという種類のぶどうから造られます。

ピエモンテ州で、真っ先に挙げられるワインといえば、バローロやバロバレスコという高級ワイン。

それらに比べると、バルベーラは、若干、陰の薄い存在のように感じますが、実は、バルベーラは、イタリア全域で、サンジョベーゼに次いで、多く栽培される、ぶどう品種なんです。

有名な産地は、アスティ (Asti)と、アルバ(Alba)。

アスティは、イタリアのワインの格付けで最高のDOCG、アルバは、2番目のDOCに認定されています。

わりと軽めのものから、しっかりとした味わいのものまで、スタイルは様々ですが、概して、香りがよく、ギュッとフルーティで、飲み応えもある赤ワインです。

バルベーラに合う料理

バルベーラに合わせたいのは、牛ひき肉たっぷりのボロネーゼソースのパスタです。

ボロネーゼ・パスタに合わせる新しい赤ワインを探していたところ、バルベーラにたどり着きました。

ボロネーゼソースは、赤ワインと広く相性がいいですが、バルベーラは特に、覚えておきたい組み合わせです。

おすすめしたいバルベーラ

今のところイチ押し・Ottosoldi Barbera

いくつか飲んでみたバルベーラで、今のところ、いちばん気に入っているのが、Ottosoldi Barbera del Monferrato (オットソルディ・バルベーラ・デル・モンフェラート)です。

Monferrato (モンフェラート)が、産地の名前です。

色はきれいなルビー色。

ブラックチェリーやカシス、プルーンのような、濃く、しっかりとした果実の香りがあり、飲んでみると、果実味のほかに、しっかりとした、白こしょうのような、スパイスが感じられます。

タンニンは中程度で、酸は高め。やや重めの、ミディアムボディです。

バルベーラに、15%メルローがブレンドされたワインです。

購入場所：Bottle King (Morris Plains, NJ) 約14ドル (2020年10月現在)

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より個性的なタイプなら・La Spinetta Ca’ Di Pian

もう少し、個性的というか、独特の雰囲気を持ったバルベーラなら、La Spinetta Ca’ Di Pian (ラ・スピネッタ・カディ・ピアン)も、美味しいです。

こちらも、濃くきれいなルビー色。

カシスや、ブラックベリーのような、しっかりとした果実の香りが、印象的です。

上の、オットソルディと少し違うのは、こちらのほうが、より、ぶどうらしいぶどうの味がするところでしょうか。

しっかりと感じるアルコール感と、タンニン、酸のバランスがとてもいい感じのワインです。

購入場所
Liquor Outlet Wine Cellars (Boonton, NJ) 約19ドル 約21ドル (2023年6月現在)

Bottle King (Morris Plains, NJ) 約17ドル 約20ドル (2023年6月現在)

日本でも購入できます。
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どちらも、開栓して30分ほど経ったぐらいから、どんどん美味しくなるので、お食事の時間にちょうどよくなるように、早めに開けておいてくださいね。

 

ピエモンテ州のワインならこちらも
ガヴィ : シーフードと相性抜群のイタリアの白ワイン

おまけ：イタリア・ピエモンテ州の美味しいもの

さて、イタリア・ピエモンテ州には、美味しいワインのほか、どんな魅力的なものがあるのでしょう。

いつかイタリアへ旅するならと、妄想を膨らませながら、ピエモンテグルメを調べてみました。

ピエモンテ州は、イタリア北西部の州。

地図で見ると、イタリアの根元の左側に位置する州です。

州都はトリノ。トリノは、古くから美食の街と言われています。

名物は、白トリュフ、バーニャカウダ、ゴルゴンゾーラ

ピエモンテを代表する食べ物で調べてみると、真っ先に出てくるのが、高級食材、白トリュフ。

トリュフのお祭りもあるようです。

それから、ピエモンテ州の郷土料理と言われる、バーニャカウダ。

一時、日本でも流行ったことがありましたね。

ゴルゴンゾーラチーズも、ピエモンテ州生まれのようです。

海に面していないため、海の幸よりも、お肉やきのこ、野菜などの山の幸が、お料理にふんだんに使われるのだとか。

州産の牛肉は、ブランド牛にもなっていて、そのほか、あらゆる獣のお肉（ジビエ）も、よく食べられます。

白トリュフも、お肉も、ゴルゴンゾーラチーズも、ピエモンテ産の赤ワインとの相性は、間違いなさそうですね。

ちなみに、デザートならピエモンテ発祥のパンナコッタと、上質なチョコレートが、Must-Haveのようです。

まとめ：密かに美味しい、ピエモンテのバルベーラ

今回は、イタリア・ピエモンテ州の赤ワイン、バルベーラをご紹介しました。

バローロ、バロバレスコという高級赤ワインの陰に隠れているものの、知らずに過ごすのはもったいない、美味しいワインです。

イタリアのワインについては、こちらの記事にもまとめていますので、ぜひ併せて、ご覧ください。
→イタリアのワイン まず覚えたい品種と産地

今回も、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

それでは、また次回。

Ryoko