こんにちは、Ryokoです。
ヤマブシタケ (山伏茸)、というキノコ、ご存じですか?
最近初めて、食べたのですが、これが、ユニークな食感で、美味しく、ワインのおつまみに、ぴったりなんです。
今回の記事では、ヤマブシタケの特徴や、美味しい食べ方、合わせたいワインなどを、ご紹介していきます。
ヤマブシタケって何?
ヤマブシタケとは、白く、ぬいぐるみのようにふわふわとした感触が特徴的な、キノコの一種です。
こんな見た目↓。
これ、日本では、一般的なんでしょうか。
私は、アメリカで初めて、このキノコの存在を、知りました。
何を今さら、というメジャーなキノコだったら、お恥ずかしい限りですが、個人的には最初、その見た目に、かなり衝撃を受けました。
いかにもアジアのキノコっぽい、怪しい風貌。
と、思いきや、実は、アジアだけでなく、北米、北アフリカ、ヨーロッパなど、ほぼ、北半球全域に生息する、キノコなのだそうです。
一般的に、キノコが健康に良いとされるように、ヤマブシタケも、カラダにいい食材のようです。
初めて見た時から、ずいぶん長い間、その見た目の怪しさから、手に取れずにいましたが、この度ついに、食べてみました。
アメリカでは、ヤマブシタケはLion’s Mane Mushroomsと呼ばれ、ファーマーズマーケットや、ホールフーズ (Whole Foods Market)で、売られています。
→Whole Foods Marketでヤマブシタケを見てみる
Lion’s Mane Mushrooms
Lion’s Mane =ライオンのたてがみ、という意味。
日本では、山伏に似ているからヤマブシタケ。
アメリカでは、ライオンのたてがみに似ているから、Lion’s Mane。
なんだか、国の違いが出ていて、おもしろいです。
まるでお肉!ヤマブシタケの美味しい食べ方
ヤマブシタケの美味しい食べ方は、何といっても、シンプルなソテーです。
薄くスライスして、油はひかずに弱めの中火でじっくりと焼き色をつけ、軽く塩こしょうで調味。
しっとりした見た目になってきたら、バターを投入して、美味しそうな色になるまで、ソテーします。
これが、まるで豚肉のような、食感なのです。
豚肉の、美味しい脂身部分によく似た食感。
焼きがあまいと、キノコのえぐみが残ってしまうので、小さめに切って、じっくりと焼くのがポイントです。
バターのコクと合わさって、どこか特別な産地の、こだわりの豚肉かなと思わせる、味わいです。
鍋にしたり、蒸し焼きにしたりしてみましたが、ソテーほど、ヤマブシタケの良さが引き立つ食べ方は、ありませんでした。
そのまま食べても良し、サラダと一緒に食べても美味しいです。
ヤマブシタケのソテーに合わせたいワイン
ヤマブシタケを、美味しくソテーしたら、ぜひワインのおつまみに。
キノコの風味は、土っぽい風味を持つ赤ワインと、よく合います。
重すぎるワインだと、キノコの風味が負けてしまうので、軽めのワインがおすすめ。
例えば、オレゴン州のピノ・ノワール。
軽やかな果実味の中に、Earthy (土っぽい)味わいを持つ、オレゴン州のピノ・ノワールは、一般的に、キノコを使った料理との相性が、とっても良いです。
豚肉との相性もいいので、豚肉の味わいを彷彿とさせる、ヤマブシタケのソテーは、まさに、もってこいというわけです。
おすすめの1本 Cristom Pinot Noir Mt Jefferson Cuvee
おすすめの1本は、Cristom Pinot Noir Mt Jefferson Cuvee(クリストム・ピノノワール・マウントジェファーソン・キュヴェ)。
オレゴン州のワインの名産地、ウィラメットヴァレー産のワインです。
果実味と土っぽさ、スパイス感がしっかりとした、美味しい1本です。
購入場所:Bottle King (Morris Plains, NJ) 約35ドル (2023年7月現在)
日本でも購入できます
楽天市場でCristomのピノ・ノワールを見てみる
そのほかのおすすめは、こちらから
オレゴン州のピノ・ノワール 特徴とおすすめワイン
まとめ:カラダにいいからというよりも美味しいから食べたいヤマブシタケ
今回は、白くてふわふわなキノコ、ヤマブシタケをご紹介しました。
ユニークな食感と、味わいで、おつまみにぴったりの食材。
最初は怪しいと感じた見た目も、だんだんとかわいく思えてきます。
カラダにいいのは嬉しいことですが、それ以上に、むしろ、ただ美味しいから、食べたい食材。
まだ食べたことがなければぜひ、食べてみてください。
その際は、ぜひ、ワインとともに。
今回も、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
それでは、また次回。
Ryoko