最終更新日:07/12/2023

オレゴン州のピノ・ノワール 特徴とおすすめワイン

オレゴン 州の ピノ・ノワール の特徴 Cristom PinotNoir

こんにちは、Ryokoです。

今回は、アメリカ、オレゴン州の赤ワイン、ピノ・ノワールについて。

軽やかでエレガントな飲み心地が特徴的なオレゴン州のピノ・ノワールは、いい意味で、アメリカっぽくないワインです。

こちらの記事では、オレゴン州のピノ・ノワールの特徴や、おすすめのワイン、合わせたい料理のアイディアなどをご紹介したいと思います。


目次
アメリカ・オレゴン州のワインについて
オレゴン州のピノ・ノワールの特徴
ピノ・ノワールに合う料理
おすすめのオレゴン産ピノ・ノワール

 

アメリカ・ オレゴン州のワインについて

まずは簡単に、アメリカ・ オレゴン 州のワインについて。

オレゴン州は、カリフォルニア、ニューヨーク、ワシントンと並んで、アメリカの4大ワイン生産地のひとつです。

生産量の割合は、アメリカ全体のわずか1%ほどですが、良質のワインを生み出すことで知られています。

特に、ウィラメット・ヴァレー (Willamette Valley)のピノ・ノワールは有名。

ひとつ覚えのごとく、Willamette Valleyと書かれたラベルを探せば良し。
当たりワインに出会う確率高いです。

ピノ・ノワールのほかには、ピノ・グリも有名です。

オレゴン州の ピノ・ノワール の特徴

色はきれいなルビー色。

香り、味わいともに、いちごやラズベリー、クランベリーなどの赤いベリー系のフルーティさと、土っぽさ (earthy)や、レザー (革)、白こしょうのようなスパイス感が特徴的です。

概してミディアムボディ。

複雑味がありながらも、飲み心地は軽やかで、エレガントなものが多いです。

本場フランス・ブルゴーニュ地方のピノ・ノワールに似ているとも言われるオレゴン のピノ・ノワール。

お値段様々ですが、比較的、リーズナブル価格でも楽しめるワインです。

ピノ・ノワール に合う料理

軽やかなピノ・ノワールは、魚にも肉にも合うと言われています。

豚肉のソテー

家庭で簡単に作れて、かつ、オレゴン産ピノ・ノワールとよく合うのが、豚肉料理です。

ワインが持つほどよい複雑味が、豚肉の味わいに、ぴったりマッチ。

シンプルな豚肉のソテーのほか、中に詰め物をした、スタッフドポークは、見た目も少し豪華になり、おすすめです。

焼くだけの状態で売られているものを買ってきたら、手間いらずで、最高のペアリングが楽しめます。

StuffedPork
Stuffed Pork Chopでちょっと豪華にペアリングも

ボロネーゼソース (ミートソース)

パスタ・ボロネーゼも、オレゴンのピノ・ノワールによく合います。

ピノ・ノワールに合わせる時は、牛ひき肉100%よりも、豚ひき肉を混ぜたほうが、ぴったりきます。

豚、トマト、きのこ類は、いずれもピノ・ノワールによく合うといわれる食材で、それらを全て使う、ボロネーゼの相性は間違い無し。

ひき肉料理なら、ミートローフもいいですね。

Bolognese
ボロネーゼソースのパスタとも相性よし

シュリンプ・パルメザン

ピノ・ノワールはシーフードにも合う、と言われてはいるものの、赤ワインと魚の組み合わせは、やっぱりちょっとリスキー、というのが、個人的な気持ちです。

ただ、エビなら、あり。

例えば、Shrimp Parmesan (シュリンプ・パルメザン)など。

エビフライに、トマトソースが和えてあり、パスタと一緒に食べる、アメリカのバーや、カジュアルイタリアンの定番料理です。

この料理に合わせるなら、確かに軽めの赤はぴったりです。

ShrimpParmesan
Shrimp Parmesanとの相性もなかなか

ブリーチーズ

チーズなら、断然、ブリーチーズです。

やわらかくて、塩味の強いチーズが、とにかくオレゴンのピノ・ノワールによく合います。

おすすめのオレゴン産ピノ・ノワール

1. Cloudline Pinot Noir

オレゴン 州の ピノ・ノワール の 特徴 と おすすめ ワイン Cloudline PinotNoir
Cloudline Pinot Noir (クラウドライン・ピノ・ノワール)

まずは、Cloudline (クラウドライン) Pinot Noir。

名産地、ウィラメット・ヴァレー (Willamette Valley)産です。

ベリー系の香りと風味、スパイス感、タンニンのバランスがよく、軽やかな味わいです。

20ドル以下で美味しいピノ・ノワールを見つけるのは難しいと言われますが、このワインは例外。

10ドル台できちんとピノ・ノワールの特徴を持ったワインです。

購入場所
Liquor Outlet Wine Cellars (Boonton, NJ) 約16ドル 約18ドル (2023年5月現在)

Bottle King (Morris Plains, NJ) 約16ドル 約17ドル (2023年5月現在)

日本でも購入できます
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Cloudline旧デザイン
デザインが少し変わりました

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2. Cristom Pinot Noir Mt Jefferson Cuvee

オレゴン 州の ピノ・ノワール の 特徴 と おすすめ ワイン Cristom PinotNoir
Cristom Pinot Noir Mt Jefferson Cuvee (クリストム・ピノノワール・マウントジェファーソン・キュヴェ)

続いても、ウィラメット・ヴァレー産の、Cristom Pinot Noir Mt Jefferson Cuvee (クリストム・ピノノワール・マウントジェファーソン・キュヴェ)。

フルーティ、スパイシー、そして軽やかでエレガントな、ピノ・ノワールです。

色は、明るくきれいなルビー色。

ラズベリーやいちごなど、甘酸っぱいベリー系の香りと、白こしょうのようなスパイシーな香りなど、香り豊かなワインです。

味わいも、香りから想像するとおり、ベリー系の果実味と、Earthyな土っぽさ、そしてスパイスがしっかり感じられます。

Cloudlineと似た系統の味わいですが、お値段の違いは、やはり現れています。

上品で美味しい1本です。

購入場所
Bottle King (Morris Plains, NJ) 約35ドル (2023年7月現在)

日本でも購入できます
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3.Latitude 45 Pinot Noir

オレゴン 州の ピノ・ノワール の特徴と おすすめ ワイン
Latitude 45 Pinot Noir (ラティテュード 45 ピノ・ノワール)

Left Coast Cellarsの、Latitude 45 (ラティテュード 45) Pinot Noirも、軽やかでフルーティなピノ・ノワールです。

上の2本と少し違うのは、ラズベリーなどの赤く軽い果実の香り以外に、カシスのような、もう少し深みのある香りも、ほんのりと感じます。

また、飲んだときに、バニラのようなまろやかさもあり。土っぽさやレザーの感じは、それほど強くありません。

タンニンは中程度、酸は高いです。
全体的に軽い飲み心地ですが、しっかりと印象に残るワインです。

こちらも、ウィラメット・ヴァレー産です。

購入場所:Bottle King (Morris Plains, NJ) 約30ドル (2023年5月現在)

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まとめ:軽やかでエレガントなオレゴン州のピノ・ノワール

今回は、アメリカ、オレゴン州のピノ・ノワールをご紹介しました。

軽やかで美味しいオレゴン産のピノ・ノワール。

ウィラメット・ヴァレーに注目すれば、大きくハズすことはまずありません。

35ドルぐらいを目安にすると、満足度の高いものに出会える確率は高いです。

家庭料理にも合わせやすいオレゴンのピノ・ノワールは、使い勝手も抜群。

ぜひ、レパートリーの1種類に加えてみてください。

こちらの記事では、オレゴンのピノ・ノワール以外にも、ぜひ注目したいアメリカのワインについてまとめていますので、ぜひご覧ください。
アメリカのワイン まず覚えたい産地と品種

今回も、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

それでは、また次回。

Ryoko

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