こんにちは、Ryokoです。
今日の記事は、アメリカ・メイン州のポートランドのブルワリー紀行第1弾です。
まず訪れたのは、メイン州を代表するブルワリーAllagash Brewing (アラガッシュ・ブルーイング)。
期待以上に満足度が高く、ぜひぜひおすすめしたいブルワリーです。
せっかくなので、周辺にあるマイクロブルワリーにも行ってきました。
メイン州ポートランドのブルワリーAllagash Brewing
メイン州のクラフトブルワリーの中で、全国的に最も知名度の高いのが、Allagash Brewing (アラガッシュ・ブルーイング)です。
ポートランドのRiverton地区というエリアにあり、中心地から、車で20分ほどのところにあります。
到着したら、まずは、入り口でIDチェック。
写真付きのID (運転免許証やパスポートなど)をお忘れなく。
入るとすぐに、テーブルと椅子がセットされた、中庭があります。
テラスもあるので、暑い日も気持ちよく過ごせます。
生ビールは、奥の建物の中と、外のテラス席で、購入することができます。
中と外で、違う種類のビールが売られているので、両方チェックがマストです。
種類によって、フルサイズの容量は6-10オンス。ハーフサイズでオーダーすることもできます。
一番人気 Allagash White (アラガッシュ・ホワイト)
いちばん人気は、アラガッシュ・ホワイト。
州外でも、広く流通していますが、やっぱり、できたてを生ビールで楽しみたいですよね。
ハーブが香る白ビール。
瓶や缶でも美味しいですが、ブルワリーで飲む生のアラガッシュ・ホワイトは、いつも以上に美味しく感じます。
ブリュワリー限定ビールにも注目
アラガッシュ・ホワイトを終えたら、次に注目したいのが、ブルワリーでしか飲めない、限定ビールです。
訪問のタイミングによって、何があるかはお楽しみ。
この日の限定ビールのひとつは、Floretteという名のビールでした。
この地域で採れるハチミツとハイビスカスを使った、トロピカルなビール。
赤い色が、とってもきれいです。
トロピカルな風味や甘さもほのかにありつつ、全体的にはキリっとドライなビール。
そのバランスが絶妙で、かなり気に入りました。
もう少し個性的なところでは、同じくブルワリー限定の、Coolship Redというビール。
この地域で採れるラズベリーを使ったビールです。
色は、Floretteとそっくりな、きれいな赤色。
でも、味わいはまったく違います。
こちらは、かなりのラズベリー味。ラズベリー、強めです。
とは言っても、フルーツビールにありがちな、妙な甘さはないので、コンサバビール党でも、美味しく飲むことができます。
ただ、飲み続けていると、だんだんとラズベリーの主張が強くなってくるので、個性派ビールに抵抗がある方は、ハーフサイズぐらいがちょうどいいかもしれません。
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アラガッシュ・ブルーイングでは、事前予約で工場見学ツアーにも参加できます。
ブルワリー内には、限定グッズも売られています。
種類が豊富で、実用的なものも揃っているので、チェックしてみる価値ありです。
外にはフードトラックがあり、おつまみを購入することもできます。
Allagash Brewing
50 Industrial Way, Portland, ME 04103 (地図)
(207) 878-5385
Allagash Brewingのウェブサイト
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周辺のマイクロブルワリーにも行ってきました
ありがたいことに、アラガッシュ・ブルーイングの周りには、いくつかのマイクロブルワリーもあります。
州外ではまだまだ飲むことのできない、ローカルのクラフトビールを楽しむチャンス。
以下、独断と偏見のおすすめ順で、ご紹介していきます。
1. Definitive Brewing
アラガッシュ・ブルーイングの真向かいにあるのが、Definitive Brewing。
典型的な、マイクロブルワリーで、醸造所の隅に、テイスティングコーナーがあるというスタイルです。
ここで飲みたいのは、フラッグシップビールのDefinitive Ale。
アルコール6.7%で、柑橘が香る王道系のIPA。かなり美味しかったです。
この日は、ほかには、セッションIPAや、ジャーマンスタイルエール、ダブルIPAなど、奇をてらった個性派ビールは少なく、どれもコンサバ派の心をくすぐるものばかり。
次回は、アラガッシュの前に立ち寄って、じっくり飲みたいとさえ思えるブルワリーでした。
Definitive Brewing
35 Industrial Way, Portland, ME 04103 (地図)
(207) 536-1288
Definitive Brewingのウェブサイト
2. Foundation Brewing
続いては、Foundation Brewing。
Definitive Brewingの隣の建物に入っています。
ここで印象的だったのは、ビールの種類の豊富さ。
ペール・エールやIPA、ピルスナーなどから、ブラウンビール、流行りのタイプのビールまで、いろいろありました。
おすすめは断然Epiphany。
アルコール度数8%と高めながら、苦味は控えめで、ジューシー。
これはもう、秀逸。とっても美味しいビールでした。
Foundation Brewing
1 Industrial Way #5, Portland, ME 04103 (地図)
(207) 370-8187
Foundation Brewingのウェブサイト
3. Austin Street Brewery
3つめは、Austin Street Brewery。
ひとつめのDefinitive Brewingと同じ建物の裏側にあります。
小さなテイスティングルームで、生で飲めるのは3種類ほど。
この日は、ペールエール、セッションIPA、ダブルIPAがありました。
どれも魅力的でしたが、既に4軒目ということで、選んだのは、少し軽めにセッションIPA。
さわやかで、美味しい喉越しが感じられました。
Austin Street Brewery
1 Industrial Way #8, Portland, ME 04103 (地図)
(207) 200-1994
Austin Street Breweryのウェブサイト
*2021年5月追記:現在は、ダウンタウンにもテイスティングルームがあるようです!
115 Fox Street, Portland, ME 04101 (地図)
4.Battery Steele Brewing
最後に、行ってきました記録として、もう一軒。
上でご紹介した、Austin Street Breweryと同じ並びにあるBattery Steele Brewingです。
もうさんざん飲んだ後ということで、不利な条件ではありましたが、印象としては、ふつう。
決して美味しくないわけではないものの、ほかに比べると、少し魅力は劣るかなという感じでした。
でも、このエリアに来たからには、せっかくですから、立ち寄って損はありません。
Battery Steele Brewing
1 Industrial Way #12, Portland, ME 04103 (地図)
Battery Steele Brewingのウェブサイト
まとめ:ビール好きの心躍らすブルワリー巡り
今回は、メイン州ポートランドのブルワリー巡り第一弾をお届けしました。
メイン州を代表するブルワリー、アラガッシュ・ブルーイングと、その周辺のマイクロブルワリー。
町の中心地からは少し離れているものの、次にポートランドを訪れても、きっとまたここへ来てしまうことでしょう。
なお、思う存分ビールを楽しむためにも、Uberかタクシーを利用して行くのがおすすめです。
人気エリアなので、帰りのUberもすぐに確保できます。
こちらもぜひ
メイン州ブルワリー紀行 ポートランド・ダウンタウン編
今回も、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
それでは、また次回。
Ryoko
*この記事内の情報は2018年訪問時のものです。