こんにちは、Ryokoです。
今日の美味しいお店は、我が故郷・三重県から。
意外かもしれませんが、三重県は、美味しい食材の宝庫。2019年の帰省では、鳥羽の牡蠣に注目してみました。
秋冬のごちそう・三重県鳥羽の牡蠣
伊勢神宮からほど近い、漁師町の鳥羽。
ここで食べるべきは、もちろん新鮮な海産物です。
特に、秋から冬は、牡蠣が絶品です。
三重県の牡蠣と言えば、志摩産の的矢牡蠣が、有名です。
次いで、知名度が高いのが、鳥羽市浦村町の浦村牡蠣。
そして、答志島 (とうしじま)産の牡蠣も、人気です。
今回、美味しい牡蠣が食べられるお店2軒に、行ってきました。
駅前商店街さざえストリート
浦村牡蠣や答志島の、新鮮な貝類を味わいたいなら、鳥羽駅前にある、さざえストリート (=駅前商店街) がおすすめ。
以前に、NHKの旅番組で紹介されているのを見て、ぜひぜひ行ってみたかった、渋めのスポットです。
駅を降りてすぐに見える、その、通称さざえストリートには、10店舗ほどの、小さな貝のお店が並んでいます。
基本的に、どのお店でも、新鮮な貝類をシンプルに焼いたものや、お刺身を、日本酒などのお酒類とともに、いただくことができます。
通りにさしかかると、各お店からの呼び込みが。どこに入ろうか、迷ってしまいますが、コスパやメニューの内容を下調べして、、、というよりは、もうここは、行き当たりばったり、直感で、決めていいと思います。
今回入ってみたのは、水沼さざえ店。
お目当ての浦村牡蠣 のほか、メニューを見て食べたくなった、大アサリとアワビをお願いしました。
注文するとすぐ、小さなコンロで焼いてくれます。
焼いた浦村牡蠣は、ぷりっとした弾力のある食感。
食べているときは、牡蠣らしい、コクのある風味がありますが、後味には、貝の感じが強く残らない、潔い味。
何個でも食べられるような、軽い食べ心地です。
大アサリも、期待通りの、ふっくら感。ちょうどよい磯の香りと、甘みが絶妙です。
アワビは、半分をお刺身に、半分を焼いてもらいました。
結果、さすが超新鮮なアワビ。断然、生が美味しかったです。
特に、肝が絶品。
よほど新鮮でないと美味しくないため、生の肝を出すところは少ないんだそうです。
やや、食べるのに勇気がいる見た目ではありますが、食べなきゃ損。
肝だけをもっと、食べたいほどでした。
そういえば、さざえ店なのに、さざえは食べませんでした。。
お店情報 : 水沼さざえ店
三重県鳥羽市鳥羽1丁目8-7 (地図)
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イタリアン Cuccagna (クッカーニャ)の絶品牡蠣料理
鳥羽に行くと決めてから、お刺身や海鮮丼など、完全に和の食事をイメージしていましたが、鳥羽駅前で偶然出会ったレストランで、ひと味違う、鳥羽グルメを楽しむことが出来ました。
さざえストリートを過ぎ、三重名物・赤福のお店のほうへ歩いていくと、漁師町らしい、活魚料理のお店が並んでいます。
その間に突如現われる、雰囲気のまったく違うレストランが、イタリアンレストランCuccagna (クッカーニャ)です。
一瞬、まさか鳥羽でわざわざイタリアンはないわ、と思ったのですが、メニューを見ると、鳥羽産の食材を使った料理があるとのこと。
これは案外ありかも、ということで入ってみたところ、大正解でした。
迷わず選んだのは、答志島の牡蠣と、あおさを使ったクリーム生パスタ。
牡蠣、たっぷりです。
答志島の牡蠣は、浦村の牡蠣よりもさらに、弾力のある食感。
加熱しても身が縮みにくいのが特徴だそうで、ぷりっと滑らかでした。
比べると、より牡蠣らしい味、という感じ。
牡蠣とクリームの相性は、もちろん間違い無し。
クリームソースの主張が強すぎず、牡蠣の味わいが引き立つ、絶妙パスタです。
ワインといきたいところですが、あえて、日ごろなかなか飲めない、日本のクラフトビールに挑戦してみるのもあり。
三重県でおそらく最も有名なクラフトブリュワリー・伊勢角屋麦酒の神都麦酒がありました。
大麦、ホップに加え、お米を使ったペールエール。モルトの香る、ちょっと強めのラガーのような、飲みやすいビールです。
ほかには、鳥羽産のさわらや、じゃこ、三重産のタコを使ったメニューも魅力的でした。
ちなみに、鳥羽とは関係のない、ごく普通のパスタやピザなどのイタリアンメニューもあります。
旅の一行に、牡蠣・海鮮尽くしはちょっと、というメンバーがいる時にも、使えるお店です。
お店情報 : Cuccagna (クッカーニャ)
三重県鳥羽市鳥羽1丁目6-17 (地図)
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温泉も忘れずに
鳥羽は、三重県きっての温泉地。
地元の新鮮な食材を使った食事と、気持ちのいい温泉は、県外や外国の方にも、ぜひおすすめしたいです。
鳥羽駅からの送迎ありの旅館がほとんどなので、車がなくても、不便なく、行くことができます。
鳥羽駅まではぜひ、大阪、京都、名古屋から出ている、近鉄の観光特急しまかぜで。
車窓から絶景を眺めながら、というほどの大した景色ではありませんが、旅気分を盛り上げてくれることは、間違い無しです。
海鮮と温泉を楽しむ鳥羽一泊旅行。
10月~3月なら、旬の伊勢海老や牡蠣などが美味しく食べられて、おすすめです。
今回も、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
それでは、また次回。
Ryoko
*記事の内容は2019年訪問時のものです。