最終更新日:06/15/2023

カジュアルに楽しむフランス ブルゴーニュマコネ地区のシャルドネ

フランス ブルゴーニュ・ マコネ地区 のシャルドネ

こんにちは、Ryokoです。

今日は、世界的なワインの大産地、フランスのブルゴーニュのワインについて。

ぐっと的を絞って、手に取りやすい、ブルゴーニュのマコネ (Maconnais)地区の白ワインをご紹介します。

ブルゴーニュ・マコネ地区で造られる白ワインについて、その特徴やおすすめワイン、合わせたい料理のアイディアなどをまとめました。


フランス ブルゴーニュ・マコネ地区の白ワイン

フランス・ブルゴーニュと言えば、シャルドネ発祥の地。

最高級のシャルドネやピノ・ノワールが造られる、世界的なワインの大産地です。

でも実は、ひとことでブルゴーニュと言っても、様々なエリアで、様々なタイプのワインが造られていて、エリアを選べば、お手頃価格で買える、美味しいワインがたくさんあるんです。

そのひとつが、マコネ地区。

ブルゴーニュの南部に位置します。

白ワインはシャルドネ、赤ワインは主にガメイ (ボジョレーヌーボーが造られる品種)が栽培されています。

マコネ地区のシャルドネの特徴

マコネ地区では、果実味のある、とっても美味しい辛口のシャルドネが造られます。

お手頃価格でも、さすがフランスと思わせる美味しいワインが揃っています。

色は、やや緑がかったような淡い金色。

フローラルな香りや、桃やメロンのような、柔らかな甘みのある果実の香りが特徴的です。

飲んでみると、香りよりも、キリッとした果実味を感じるほか、ハチミツの風味や、ミネラル感も、感じることができます。

果実味と酸味のバランスがちょうどいいワインです。

なお、マコネ地区には、フランスのワイン格付けでAOC*に認定されている以下のエリアがあります。

  • Vire-Clesse (ヴィレ・クレッセ)
  • Pouilly-Fuisse (プイィ・フュイッセ)
  • Pouilly-Loche (プイィ・ロシュ)
  • Pouilly-Vinzelles (プイィ・ヴァンゼル)
  • Saint-Veran (サン・ヴェラン)
  • Macon-Villages (マコン・ヴィラージュ)
  • Macon (マコン)

*AOC=Appellation d’ Origne Controlee /アペラシオン・ドリジーヌ・コントローレ/原産地統制呼称制度

すべて覚えるのはやや大変ですが、狙いを定めて、ひとつずつ、飲んでみてもいいかもしれません。

基本の味わいは似ていますが、それぞれに微妙に違う特徴があります。

マコネのシャルドネに合う料理

ChickenCutlet
チキンカツとの相性抜群!

マコネ地区のシャルドネは、幅広い料理に合わせられる、フードフレンドリーなワインです。

王道の組み合わせと言われるのは、ホタテや、脂のしっかりと乗った白身魚。

白身魚なら、シンプルにソテーしたものが、よく合います。

ホタテのクリームソースパスタも、かなりいい相性です。

クリーミーなお料理との相性がいいので、ホタテでなくとも、たとえば、チキンとほうれん草のクリームソースパスタなども、いい組み合わせになります。

でも、あえて、特におすすめしたいのは、チキンカツです。

ワインのフルーティな風味が際立ち、酸味が脂っこさをカットして、抜群の組み合わせ、まさに最高にマリアージュになります。

そのほか、クリームコロッケや、もっとお手軽に、生ハムやアーティチョークのディップなども、いい相性です。

おすすめのブルゴーニュ・マコネ地区のシャルドネ

1.Chanson Vire-Clesse (シャンソン・ヴィレ・クレッセ)

ブルゴーニュ ・ マコネ 地区の シャルドネ 特徴 とおすすめ Chanson Vire-Clesse
Chanson Vire-Clesse

まずは、Chanson Vire-Clesse (シャンソン・ヴィレ・クレッセ)。

AOCのひとつ、その名の通り、Vire-Clesse (ヴィレ・クレッセ)のシャルドネです。
マコネ地区の中では、北のほうに位置した産地です。

酸度が高く、キリッとした飲み心地。
ほどよく、ミネラル感も感じます。

ハチミツや、アーモンドのようなコクのアクセントもあり、ひと口ごとに美味しいワインです。

よく意識してみると感じる、ほんのりとした樽の香りも、Vire-Clesse のワインの特徴のひとつ。

このワインは、ワインだけでも、食事と合わせても、どちらでも楽しめます。

おつまみ無しなら、キリっとした、シャープな美味しさを感じることができ、食事と合わせると、ワインのさまざまな味わいをより楽しめます。

特に、白身魚やホタテとの相性が、抜群です。

購入場所:Liquor Outlet Wine Cellars (Boonton, NJ) 約16ドル (2019年1月現在)

日本でも購入できます
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2.Joseph Burrier Pouilly-Fuisse (ジョセフ・ブリエ・プイィ・フュイッセ)

ブルゴーニュ ・ マコネ 地区の シャルドネ 特徴 とおすすめ プイィ・フュイッセのシャルドネ Joseph Burrier
Joseph Burrier Pouilly-Fuisse

続いては、Joseph Burrier Pouilly-Fuisse (ジョセフ・ブリエ・プイィ・フュイッセ)。

AOC・Pouilly-Fuisse (プイィ・フュイッセ) のシャルドネです。

ドライで、花の香りと、ほのかに甘い果実味がとても上品なワイン。
ほんのりと、樽の香りもあります。

だんだんと温度が上がってくると、パイナップルの風味など、フルーティさが増して味わいが変わるのも、おもしろいです。

ミネラル、酸度、果実味のバランスがよく、全体的には、とてもドライなシャルドネです。

合わせたいのは、断然チキンカツ。
最初に合わせたときには、その相性にびっくりしたほどです。
ハーブバターを添えても、尚よしです。

Pouilly-Fuisse (プイィ・フュイッセ)は、マコネ地区の中でも、最も品質が高いと言われています。

購入場所:Liquor Outlet Wine Cellars (Boonton, NJ) 約20ドル (2019年1月現在)

日本でも購入できます。
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3.Joseph Drouhin Saint-Veran (ジョセフ・ドルーアン・サン・ヴェラン)

フランス ブルゴーニュ・ マコネ地区 のシャルドネ Joseph Drouhin Saint-Veran
Joseph Drouhin Saint-Veran

続いて、Joseph Drouhin Saint-Veran (ジョセフ・ドルーアン・サン・ヴェラン)。

マコネ地区で最も、南に位置する、AOC・Saint-Veran (サン・ヴェラン) のシャルドネです。

マコネのシャルドネらしい、ドライで、フレッシュで、フルーティなシャルドネ。

ブルゴーニュの名門ワイナリーJoseph Drouhin (ジョセフ・ドルーアン)が造るワインです。

ジョセフ・ドルーアンは、サン・ヴェランだけでなく、ブルゴーニュの各エリアのワインを造っています。

さらには、アメリカ・オレゴン州にもワイナリーを持つ、巨大ワイナリー。

安定の美味しさとして、定評があります。

好みにもよりますが、わりとよく冷やして飲んだほうが、よりその味わいが際立つタイプです。

購入場所
Liquor Outlet Wine Cellars (Boonton, NJ) 約17ドル (2023年5月現在)

日本でも購入できます
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まとめ:手軽に楽しめるブルゴーニュ・マコネ地区のシャルドネ

今回は、フランス・ブルゴーニュ地方の中から、マコネ地区の白ワイン、シャルドネについてご紹介しました。

手の届く価格で、これほど美味しいワインが造られるのは、さすが、フランス。

気軽に楽しめる、美味しいワインです。
ぜひ、レパートリーに加えてみてください。

気軽に楽しめるフランスの白ワインについては「低価格でも美味しいフランスのカジュアル白ワイン」の記事にもまとめていますので、ぜひ併せてご覧ください。

今回も、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

それでは、また次回。

Ryoko



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