こんにちは、Ryokoです。
今日は、イタリアの代表的な白ワイン、ピノ・グリージョについて。
ぜひチョイスのひとつに加えたい、ドライ&フルーティの、美味しいワインです。
今回の記事では、 イタリアのピノ・グリージョの特徴とおすすめワイン 、合わせたいおつまみなどをご紹介します。
イタリアの白ワイン ピノ・グリージョの特徴
ひとくちにイタリアのピノ・グリージョの特徴と言っても、産地や作り手によって、さまざまな味わいがあります。
中には、ドライすぎるというか、すっきりしすぎているものもありますが、果実味がしっかりと感じられるピノ・グリージョは、本当に、美味しいです。
果実味しっかりめのタイプは、概して、青りんごのようなシャープな風味のほかに、洋ナシのような、少しとろみのある甘さが特徴的。
ハチミツのような、ほんのりとした甘みとコクも、絶妙です。
代表的な産地は、イタリア北東部に位置する2つの州。
- Friuli-Venezia Giulia (フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア) 州
- Trentino-Alto Adige(トレンティーノ・アルト・アディジェ)州
トレンティーノ・アルト・アディジェ州は、スイスとオーストリアとの国境沿いに位置し、地域によっては、イタリア語とドイツ語が公用語。
そのため、その2つの言語が表示されているワインがたくさんあります。
なお、ピノ・グリージョはイタリア特有の呼び方。
フランスやアメリカで作られるピノ・グリと同じ品種です。
ピノ・グリージョに合う料理
ドライで、ほのかにフルーティな味わいのピノ・グリージョは、料理と合わせるよりも、ワインのみで楽しむのがベスト。
と言いながら、相性のいいお料理もあります。
ワインによって、少しずつ違うので、以下、おすすめのワインごとにご紹介していきます。
おすすめのイタリアのピノ・グリージョ
今回ご紹介するのは、ドライ&フルーティなピノ・グリージョ。
ドライでありつつも、きちんと果実味が感じられるタイプのものです。
1. Livio Felluga Pinot Grigio
まずは、 Livio Felluga (リヴィオ・フェッルーガ)のピノ・グリージョ。
イタリアの北東部、フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州のピノ・グリージョです。
ラベルの見た目も、華やかですよね。
ニューヨークのバカラホテルで採用された実績もある、見た目良し、味良しの1本です。
色は淡い金色。
ブーケのような華やな香りと、桃や洋ナシ、パパイヤのような、とろみのあるフルーツの香りが感じられます。
香りと同様、味わいも、フルーティで滑らか。ほんのりとハチミツやレモンの風味も感じます。
果実味と酸味のバランスがいい、ドライ&フルーティなワイン。
ラベルデザインの印象通り、華やかでエレガントなピノ・グリージョです。
このワインは、意外にも、リッチなソースを使ったシーフード料理に合いました。シュリンプスカンピなどは、抜群の相性です。
購入場所:
Gary’s Wine &Marketplace (Wayne, NJ) 約22ドル 約23ドル (2023年5月現在)
Bottle King (Morris Plains, NJ) 約23ドル 約25ドル (2023年5月現在)
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2. Abbazia di Novacella Pinot Grigio
続いては、Abbazia di Novacella Pinot Grigio (アバツィア・ディ・ノヴァチェッラ・ピノ・グリージョ)。
覚えにくい名前のこちらは、トレンティーノ・アルト・アディジェ州のピノ・グリージョです。
色は少し濃い黄色、香りは控えめです。
最初のひと口は、若い青りんごのような、キリッとした、やや硬いような印象があります。
その後、少しずつフルーティさ が増し、洋ナシのようなやわらかさが加わります。
かすかに、ナッツのような香ばしさもあり。
飲み進めるうちに、ハチミツの風味も、徐々に増していきます。その風味と、酸味とのバランスがとてもよく、止まらなくなります。
このワインにぜひ合わせたいのは、生ハム。
ほかには、ほんのりと火を通したトマトとモッツァレラも、最高のおつまみになりますよ。
オイルベースの野菜のパスタも、なかなかの相性です。
購入場所:Liquor Outlet Wine Cellars (Boonton, NJ) 約16ドル 約19ドル (2023年5月現在)
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3. Colimoro Pinot Grigio
同じくトレンティーノ・アルト・アディジェ州から、Colimoro (コリモロ)のピノ・グリージョ。
上でご紹介したAbbazia di Novacellaと同じ系統の味わいで、さらに低価格。
デイリーワインにぴったり、コスパ抜群のピノ・グリージョです。
青りんごやメロンのような香り。
口に含むと、青りんごの爽やかさに加えて、洋梨やもものようなまろやかさも感じられます。
こちらも、上の2本同様、酸味と果実味のバランスがとてもいい、ドライ&フルーティなワインです。
よく冷やして飲むのがおすすめです。
このワインには、クリームソースのパスタや、シンプルに焼いた鶏のむね肉、またはグリル野菜がよく合いました。
蒸し鶏を乗せたサラダも、いい相性です。
購入場所:Liquor Outlet Wine Cellars (Boonton, NJ) 約15ドル (2023年5月現在)
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まとめ:いろいろ試して自分好みを見つけて
今回は、イタリアの白ワイン、ピノ・グリージョをご紹介しました。
ひと口にピノ・グリージョと言っても、すっきり系から、フルーティなものまで、さまざまなので、いろいろと試して、自分好みの味を探ってみるのがおすすめです。
以下の記事では、ほかにもおすすめのイタリアの白ワインをご紹介していますので、ぜひ併せてご覧ください。
がぶ飲み注意 気軽に楽しめるイタリアの美味しい白ワイン
今回も、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
それでは、また次回。
Ryoko