最終更新日:06/21/2023

フランス生まれのロゼワイン 特徴とおすすめワイン

フランス生まれの ロゼワイン 特徴や おすすめ など

こんにちは、Ryokoです。

今日は、ロゼワインについて。

そのピンクの見た目が可愛すぎて、飲兵衛の飲み物では無い感、溢れていますね。

でも、実は、赤ワインと同じぐらい、真のお酒好きをも魅了し得る、ワインなんです。

今回の記事では、ロゼワインの特徴や、おすすめのワイン、ロゼワインと合わせたい料理などを、ご紹介していきます。


ロゼワインの特徴

時々、ブームがやってくる、ロゼワイン。

正直、ちょっと得体が知れないというか、本気のお酒じゃない感、ありますよね (?)。

でも実は、逆に本気で向き合わないと、美味しいものには出会えない、奥の深いワインなんです。

ロゼワインに使われるのは、赤ワイン用と同じ、黒ぶどう。

いくつかの製法がありますが、基本的には、製造過程で、ぶどうの皮が、果汁に接触する時間を短くすることで、あの、きれいな色が、生まれます。

ひと口に、ロゼワインと言っても、淡くてきれいなピンク色のロゼワインから、赤ワインに近いぐらいの、濃い色のロゼワインまで、いろいろ。

味わいも、産地によって、甘口から、辛口まで様々ですが、基本的には、白ワインが持つシャープな飲み心地と、赤ワインが持つ深みのある果実味を合わせ持っているのが、ロゼワインの特徴です。

比較的、お手頃価格のものが多いです。

世界最大の産地はフランス・プロヴァンス地方

ロゼワインの原産国であり、世界最大の生産国は、フランス。

道理で、可愛い見た目とは裏腹に、奥が深いわけです。

中でも、南フランスのプロヴァンス (Provence)地方は、世界最大のロゼワインの生産地です。

プロヴァンス地方のロゼワインに使われるぶどうは、グルナッシュ (Grenache )、ムールヴェードル (Mourvèdre)、サンソ― (Cinsaut / Cinsault)など。

きれいなピンク色で、果実味と、ミネラル感がしっかりした、辛口のロゼワインが造られます。

プロヴァンスの中で、さらにいくつもの産地があり、ラベルには、それぞれの産地名が書かれています。

これが、フランスワインの頭の痛いところで、各産地を覚えていないと、プロヴァンス産かどうか、わからないんですよね。

まずは、Côtes de Provence (コート・ド・プロヴァンス)のように、”プロヴァンス”が地名に入っているところから探し始めると、ハードルが下がります。

そのほか覚えておきたいロゼワインの産地

ロゼワインは、プロヴァンス地方以外のフランスのワイン産地でも、造られています。

代表的なのが、以下の3つのエリアです。

ロワール地方・アンジュ(Anjou)地区

このエリアでは、主に、グロロー (Grolleau)というぶどうから、ロゼワインが造られます。

Rose D’Anjou (ロゼダンジュ)とラベルに記載されています。

きれいな淡いピンク色のものから、いちごジャムのような、赤い色をしたものなど、様々。

全体的に、甘めのワインです。

ローヌ地方南部のタヴェル (Tavel) 地区

ローヌ地方のタヴェル地区は、ロゼワインだけを造るエリアとしても、知られています。

使われるぶどうは、主にグルナッシュ (Grenache)。

色の濃い、しっかりとした味わいの、ロゼワインが造られます。

ラベルに、Tavelと、書かれているので、見つけやすいです。

ブルゴーニュ地方コート・ド・ニュイ地区のマルサネ (Marsannay)エリア

こちらは、赤・白・ロゼの、すべてのワインを造るエリア。

ロゼワイン使われるぶどうは、ピノ・ノワールです。

タヴェル同様、Marsannayと、ラベルに書かれているものが、ほとんどです。

なお、フランス以外にも、世界中の、ほぼすべてのワイン生産国で、ロゼワインは造られています。

ロゼワインに合う料理 = サーモン

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サーモンとロゼワインの相性は運命的

ロゼワインは、魚介類から、肉類まで、どんな料理にも合わせやすいワインと言われています。

中でも、抜群に合うのが、サーモン。

“サーモンにはロゼワイン”という、ペアリングセオリー、聞いたことがある方も、多いかもしれません。

サーモンがピンクだから、ワインもピンクで、というのはあまりにも安直!という、余計な意地は、ご無用。

こと、サーモンとロゼワインにおいては、しのごの言わず、鉄板とされるセオリーに従って、間違いありません。

かくいう私も、長い間、ロゼワインを敬遠していて、サーモンにも、果敢に、白ワインを合わせていましたが、思い切ってロゼワインに手を出してみて、大正解。

しっかりとした風味のあるサーモンに、ロゼの、さっぱりとしていながらも、赤ワイン寄りの強めの風味が、ぴったりマッチ。

白ワインではどこか物足りなかった部分が、解消される感じで、運命的とも言える相性でした。

おすすめの1本 Cuvee Saint Michel D’esclans

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Cuvee Saint Michel D’esclans

サーモンと合わせて、ぴったりだったのが、フランス、プロヴァンス産のロゼワイン、Cuvee Saint Michel D’esclansです。

わかりやすく、プロヴァンスと書かれているもの、、、ということで、Cotes De Provence地区のものを選びました。

グルナッシュ (Grenache)と、サンソ― (Cinsaut / Cinsault)が、主なぶどうです。

淡く、とてもきれいなピンク色。

香りは控えめですが、いちごのような、甘酸っぱいベリー系の香りが、感じられます。

後味には、香りよりもしっかりと、ベリーの風味が残り、赤ワインの渋みのようなものも、ほのかに感じられるところが、特徴的です。

かなり辛口で、キリっとシャープな飲み心地。

まさに、白ワインの飲み心地と、赤ワインの風味を合わせ持ったワインです。

購入場所:Bottle King  (Morris Plains, NJ) 約15ドル 約16ドル (2023年6月現在)

 

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まとめ:お気に入りをみつけたいロゼワイン

今日は、ロゼワインの基本を、ご紹介しました。

見た目が華やかで、白ワインと、赤ワインの、いいとこどりな感じもある、ロゼワインは、1本お気に入りを持っていると、なかなかに使い勝手良し。

白ワイン、赤ワイン以上に、生産者によって味わいが大きく異なるので、好みの1本を見つけようと思うと、案外大変ですが、1、2本飲んで、ロゼワインは好きじゃない、と言ってしまうのはもったいないぐらい、追求しがいのあるワインとも言えます。

これまで、ロゼワインを敬遠してきた(私のような)方も、好みの1本が見つかると、ロゼワイン観が変わるかもしれません。

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今回も、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

それでは、また次回。

Ryoko



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