こんにちは、Ryokoです。
今日は、IPA (インディア・ペール・エール)の種類の一つ、セッションIPAをご紹介します。
グローバルに展開するブルワリー、ブリュードッグ (BrewDog)の、Punk IPA。
軽やかな飲み心地ながら、しっかりと、飲み応えのある、ビールです。
Punk IPAの基本情報
ブルワリー:BrewDog ( ブリュードッグ)
ブルワリー所在地:オハイオ (OH)州
ビールの種類:セッション・アイピーエー (Session IPA)
アルコール度数(ABV):5.2%
苦み度数(IBU):-
セッションIPAとは
セッションIPAとは、IPA (インディア・ペールエール) の味わいは残しつつ、ホップの苦みと、アルコール度数を抑えたビールです。
つまりは、飲みやすいIPAということ。
一般的に、IPAというと、アルコール度数は、6.5%~7.5%。
苦みの強さは、様々ですが、中には、かなり厳しい苦みを特徴とするものもあります。
一方、セッションIPAのアルコール度数は、4%~6%程度。
苦みはほとんどありません。
飲みやすいのは間違いないですが、IPAファンにとっては、物足りなく感じるものが多いのも、事実。
何度も飲みたくなるセッションIPAが、なかなか無い中で、ブリュードッグのPunk IPAは、こう来たか、という嬉しい驚きがあります。
アルコール度数控えめなのに、飲みごたえのあるビール
Punk IPAは、数少ない、美味しいセッションIPAのひとつ。
アルコール度数は5.2%。
すごく低い数字ではありませんが、クラフトビールの中では、比較的低い数字です。
アルコール度数の高いビールと飲み比べてみると、その軽やかさは、明らか。
Punk IPAのいいところは、絶妙な苦みがあるところなんです。
苦みが無さ過ぎて物足りないセッションIPAも多い中、ちゃんと苦い、というのは、かなりポイント高いです。
とはいっても、一般的なIPAにありがちな、力強い苦さではなく、爽やかな苦さ。
喉に直撃せずに、かすめて通り過ぎていくような感覚です。
トロピカルフルーツのような、複雑味のあるフルーティさもあり、後を引く美味しさ。
物足りなさをまったく感じさせず、ほどよい飲みごたえがある、ハイクオリティなビールです。
Brewdogのビールが買える/飲める場所を探す
(Brewdogウェブサイトより)
日本でも購入できます
楽天市場でPunk IPAを見てみる
実はスコットランドのビール
以前、Hazy Janeの記事でもご紹介しましたが、ブリュードッグは、実はオハイオ州ではなくて、スコットランド生まれのブルワリーなんです。
2007年にスコットランドで開業後、瞬く間に急成長し、ヨーロッパに留まらず、北南米、アジアの多くの国で、ブルワリー兼バーを展開。
オハイオ州にあるブルワリーは、ブリュードッグのアメリカの拠点のひとつです。
スローガンは、”To make other people as passionate about great beer as we are”。
日本語では「俺たちと同じぐらい、皆をクラフトビールの虜にする」と訳されています。
そのスローガンの通り、このブルワリーのビールは、味わいが絶妙です。
コンサバビール党が求める、ビールらしいビールの味に、クラフトビールらしい個性が、ちらっと光る感じ。
ともすると、コンサバなビール好きには、個性の強いクラフトビールは、受け入れがたかったりしますが、そこを突破してくる、クラフトビール過ぎない、絶妙なラインです。
こちらもぜひ
ブリュードッグのHazy Jane オハイオ州のビール
まとめ:IPA初心者にもおすすめ、セッションIPAのPunk IPA
今日は、スコットランドで生まれ、グローバルに展開するブルワリー、ブリュードッグのセッションIPA、Punk IPAをご紹介しました。
アルコール度数も苦みも控えめながら、しっかりと飲みごたえを感じるビール。
IPAは強すぎてちょっと、という方にもおすすめです。
今回も、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
それでは、また次回。
Ryoko