最終更新日:06/06/2023

IPA#10 地味だけど味は抜群 VT IPA バーモント州のビール

バーモント州 Long Trail の ビール VT IPA

こんにちは、Ryokoです。

今日のビールは、バーモント州のブルワリーLong Trail BrewingのVT IPA。

地味~な州で造られる、とっても美味しい、ニューイングランドスタイルのIPAです。


VT IPAの基本情報

ブルワリー:Long Trail Brewing

ブルワリー所在地:バーモント (VT) 州

ビールの種類:ニューイングランド・アイピーエー (New England IPA)

アルコール度数(ABV):6.0%

苦み度数(IBU):30

使われているホップ : Citra、Amarillo

柑橘系&モルトの風味がちょうどいいビール

色は少し白濁した金色。見た目から既に、美味しそうです。

グレープフルーツやオレンジのさわやかな風味がちょうどよく、かつ、ビールらしいモルトの風味も感じられます。

苦みは強くありませんが、ビールらしい、しっかりとした辛口の飲みごたえと、トレンドのさわやかさを兼ね備えたビールです。

使われているホップは、前回のビール記事Fliying FishのHazy Bonesと同じ、CitraとAmarillo。

柑橘系や、トロピカルなフルーティさをビールに加えてくれるホップです。

ビールを楽しむ上で、ホップの知識はまったく必要ありませんが、好きなタイプのビールに使われてるホップがわかると、好みのビールに当たる確率がアップします。

缶やボトルには、ホップの種類は書かれていないことのほうが多いので、あまり役に立ちませんが、クラフトブルワリーでは、メニューに、使用されているホップの名前が書かれていることも、よくあります。

その際、好みのホップをいくつか覚えていれば、ハズレ無く、好みの味にたどり着くことができるというわけです。

VT IPAが買える/飲めるお店 (Long Trail Brewingのウェブサイトより)

♦♦

こちらもおすすめ
Hazy Bones ニュージャージー州のビール

 

日本でも買えるアメリカのIPAはこちら
楽天市場でアメリカのIPAを見てみる

♦♦

Long Trail Brewingについて少し

最後に少し、ブルワリーについて。

Long Trail Brewingは、アメリカ・バーモント州にあるブルワリーです。

創業は1989年。

実は、古株のクラフトブルワリーです。

ウェブサイトによると、創業当時はまだ、美味しいビールといえば、ドイツやイギリスからの輸入ビールで、値段も高かったそうです。

手軽に買える、美味しいアメリカ産ビールを造る、ということを目標に、Long Trail Brewingが誕生しました。

その頃のバーモント州には、ビールのイメージはほとんどなく、メイプルシロップのほうが、はるかに有名だったのだとか。

そういえば、2019年の秋、おすすめの秋ビールの記事で、Long Trailのメイプル風味のビールをご紹介しました。

その時は、ブルワリーの歴史を知らず、秋だからメイプル、ぐらいにしか考えていませんでしたが、州の名産品だったわけですね。

バーモント州は、地味で、これと言ってあまりイメージがありませんが、Long Trailのほかにも、Otter Creekなど、秀逸なクラフトブルワリーが存在する州なんです。

*ニュージャージー民が、他州を地味とか言って、ごめんなさい。

♦♦

今回も、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

それでは、また次回。

Ryoko



Leave a comment