こんにちは、Ryokoです。
今日のビールは、バーモント州のブルワリーLong Trail BrewingのVT IPA。
地味~な州で造られる、とっても美味しい、ニューイングランドスタイルのIPAです。
VT IPAの基本情報
ブルワリー:Long Trail Brewing
ブルワリー所在地:バーモント (VT) 州
ビールの種類:ニューイングランド・アイピーエー (New England IPA)
アルコール度数(ABV):6.0%
苦み度数(IBU):30
使われているホップ : Citra、Amarillo
柑橘系&モルトの風味がちょうどいいビール
色は少し白濁した金色。見た目から既に、美味しそうです。
グレープフルーツやオレンジのさわやかな風味がちょうどよく、かつ、ビールらしいモルトの風味も感じられます。
苦みは強くありませんが、ビールらしい、しっかりとした辛口の飲みごたえと、トレンドのさわやかさを兼ね備えたビールです。
使われているホップは、前回のビール記事Fliying FishのHazy Bonesと同じ、CitraとAmarillo。
柑橘系や、トロピカルなフルーティさをビールに加えてくれるホップです。
ビールを楽しむ上で、ホップの知識はまったく必要ありませんが、好きなタイプのビールに使われてるホップがわかると、好みのビールに当たる確率がアップします。
缶やボトルには、ホップの種類は書かれていないことのほうが多いので、あまり役に立ちませんが、クラフトブルワリーでは、メニューに、使用されているホップの名前が書かれていることも、よくあります。
その際、好みのホップをいくつか覚えていれば、ハズレ無く、好みの味にたどり着くことができるというわけです。
VT IPAが買える/飲めるお店 (Long Trail Brewingのウェブサイトより)
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Long Trail Brewingについて少し
最後に少し、ブルワリーについて。
Long Trail Brewingは、アメリカ・バーモント州にあるブルワリーです。
創業は1989年。
実は、古株のクラフトブルワリーです。
ウェブサイトによると、創業当時はまだ、美味しいビールといえば、ドイツやイギリスからの輸入ビールで、値段も高かったそうです。
手軽に買える、美味しいアメリカ産ビールを造る、ということを目標に、Long Trail Brewingが誕生しました。
その頃のバーモント州には、ビールのイメージはほとんどなく、メイプルシロップのほうが、はるかに有名だったのだとか。
そういえば、2019年の秋、おすすめの秋ビールの記事で、Long Trailのメイプル風味のビールをご紹介しました。
その時は、ブルワリーの歴史を知らず、秋だからメイプル、ぐらいにしか考えていませんでしたが、州の名産品だったわけですね。
バーモント州は、地味で、これと言ってあまりイメージがありませんが、Long Trailのほかにも、Otter Creekなど、秀逸なクラフトブルワリーが存在する州なんです。
*ニュージャージー民が、他州を地味とか言って、ごめんなさい。
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今回も、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
それでは、また次回。
Ryoko