こんにちは、Ryokoです。
今日は、ナパヴァレーの白ワイン、ソーヴィニヨン・ブランをご紹介します。
ドライ (辛口)だけどドライすぎず、フルーティだけどフルーティすぎず、ちょうどいいバランスを突いてくる、絶妙に美味しい、ナパのソーヴィニヨン・ブラン。
今回の記事では、ナパヴァレーのソーヴィニヨン・ブランの特徴や、おすすめのワイン、よく合う料理などをご紹介していきます。
ナパヴァレーのソーヴィニヨン・ブランの特徴
ソーヴィニヨン・ブランの基本的な特徴というと、
- 緑のハーブ感
- グレープフルーツの果実味
というもの。
ナパ・ヴァレーのソーヴィニヨン・ブランは、それらに加えて、ほのかに、奥の方に、桃やトロピカルフルーツのような甘みが感じられるのが、最大の特徴です。
甘みといっても、ほんのりとしたもので、その加減が絶妙に美味しいのです。
全体的には、キリッとドライなワインがほとんどで、ドライ&フルーティな白ワイン好きにぴったりの味わいと言えます。
ナパヴァレーのソーヴィニヨンブランに合う料理
シーフード X ハーブ
ナパのソーヴィニヨン・ブラン合わせたいのは、断然、ハーブを使ったお料理です。
白身魚や、鶏の胸肉など、淡白な味わいの素材にハーブを組み合わせることで、抜群のペアリングが楽しめます。
例えば、白身魚に、マヨネーズとレモン、玉ねぎ、ドライハーブを合わせたソースをかけてオーブンで焼いたもの。
魚は、ちょっと奮発してHalibutも良し、お安くCodやTirapiaでも、悪くありません。
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そのほか、ハーブを使ったシーフードなら、カルパッチョや、セビーチェにも、よく合います。
もうひとつ、Arctic Charも、ナパヴァレーのソーヴィニヨンブランに、とてもよく合いました。
見た目はサーモンそっくりですが、ソーヴィニヨン・ブランには、サーモンより、このArctic Charのほうが、合います。
作ってみたのは、サーモン用に見つけたNatasha’s KitchenのPan Seared Salmon with Lemon Butter。
すごく簡単に、美味しく仕上がります。
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貝類も、なかなかの相性です。
例えば、にんにくを利かせた、ムール貝のワイン蒸しは、パセリのアクセントも加わって、いいペアリングになりました。
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鶏の胸肉もあり
お肉系なら、鶏の胸肉をぜひ。
緑の野菜を加えることで、ソーヴィニヨン・ブランに合う料理になります。
例えば、鶏胸肉をソテーして (または、ゆでて)、たっぷりの香味野菜を添えれば、ヘルシーで美味しく、ワインにもぴったり。
ネギ、大葉、みょうがなどを使えば和の味わいに、パセリやピクルスなどを使えば洋風にアレンジできます。
緑の野菜という手も
そのほか、ずばり緑の野菜そのものも、ありです。
ソテーしたり、オーブンやグリルで焼いたシンプルな野菜が、立派なおつまみになります。
ナパヴァレーのおすすめソーヴィニヨン・ブラン
1. Rombauer Sauvignon Blanc
まずは、ダントツおすすめRombauer Sauvignon Blanc (ロンバウワー・ソーヴィニヨン・ブラン)です。
色は、淡く緑がかった黄色。
冷えていると、香りは控えめですが、温度があがってくると、甘めの香りが立ってきます。
飲んだ感じも、冷えているときは、グレープフルーツやレモンの、キリッとシャープな風味があり、少し置いておくと、マンゴーやグァバのような、絶妙なトロピカルフルーツの風味が感じられます。
酸度の高い、キレのあるワインです。
購入場所:Liquor Outlet Wine Cellars (Boonton, NJ) 約23ドル 約26ドル (2023年6月現在)
2. Frog’s Leap Sauvignon Blanc
続いては、Frog’s Leap Sauvignon Blanc (フロッグス・リープ・ソーヴィニヨン・ブラン)です。
ナパヴァレーの中央に位置する、Rutherford (ラザフォード)産のソーヴィニヨン・ブラン。
ラザフォードは、アメリカ政府認定のぶどう栽培地A.V.A.のひとつです。
色は淡く緑がかった黄色。
グレープフルーツやレモンなどのシャープな香りとともに、ミネラルも感じます。
ふわりと感じる桃のような甘みもちょうどよく、全体的には、酸度の高い、キリッとしたワインです。
このワインは、食事と合わせて飲みたいワイン (=Food Wine)をコンセプトに造られているんだそうです。
まさに、ワイン単体よりも、料理と合わせることで、ワインと料理の両方の美味しさを引き立ててくれます。
購入場所:Liquor Outlet Wine Cellars (Boonton, NJ) 約20ドル 約24ドル (2022年8月現在)
日本でも購入できます
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3. Black Stallion Sauvignon Blanc
3つ目は、Black Stallion(ブラック・スタリオン)のソーヴィニヨン・ブラン 。
このワインは、ナパヴァレー産でありながら、どこか、フランスのサンセール産にも似たシャープさと、品があります。
色はかなり淡く、緑がかった黄色。
最初に感じる香りは、レモングラスのような、ハーブの緑っぽさです。
冷えていると、なおさら緑の風味。
味わいも香りと同じく、かなり緑。
温度が上がってくるにつれて、ナパヴァレーらしい、トロピカルなフルーティさが感じられるようになってきます。
ワインのみで楽しむもよし、食事に合わせても美味しいワインです。
購入場所:Wine Cellar (Randolph, NJ) 約21ドル (2020年1月現在)
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まとめ:各地で味わいが違うソーヴィニヨン・ブラン
今回は、ナパヴァレーのソーヴィニヨン・ブランをご紹介しました。
ソーヴィニヨン・ブランで有名な産地といえば、フランス・ロワール地方 (サンセール)、ニュージーランドなど。
シャープさと気品で言えば、圧倒的に、フランス・サンセール産に軍配。
フルーティ推しならば、ニュージーランド産です。
アメリカ、ナパヴァレー産は、その間を、いい感じに攻めてくる味わい。
気品こそ、サンセール産には敵わないものの、キリッと感、果実味、そして複雑味など、味わいのレベルは、肩を並べるクオリティです。
世界各地のソーヴィニヨン・ブランについては、「ソーヴィニヨン・ブラン 世界の産地を総まとめ」も合わせてご覧ください。
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今回も、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
それでは、また次回。
Ryoko