わりと人生をコンサバに生きてきた私ですが、唯一私らしくない選択をし、今も最高の思い出のひとつとなっているのが、コロンビア旅行です。
そして、あの時のワクワクを強烈に思い出させてくれるお店が、ニュージャージーにありました。
Noches de Colombia。コロンビア人も美味しいと言って通う、コロンビア料理のお店です。
素朴で美味しい、忘れられないコロンビアのごはん
その昔、カナダに留学していた頃です。帰国前にどこかへ旅行したいと考えていたところ、学校で知り合ったコロンビア人が、コロンビアのお家に招待してくれました。
初めての南米。知識ほぼゼロ。
当時は無知すぎて、ドラッグなどコロンビアの少し怖い側面については何も知りませんでした。知らなかったからこそ、行ってみたいと思えました。
友人が案内してくれたのは、コロンビアの素敵が味わえるところばかり。洞窟や、コーヒー農園、ロープウェイ、そしてみんながサルサを踊っているナイトクラブ、などなど。
怖い思いを一切感じることなく、最高の思い出を作ってくれました。


地元の料理もいただきました。
これと言って名前のあるものはありませんでしたが、基本的に、お肉、お米、豆、という感じ。
どれも素朴で、でも味わい深く、毎日食べてもたぶん飽きないなと思ったのを覚えています。
時を経て、アメリカ・ニュージャージーに住むことになり、出会ったのが、コロンビア料理レストラン、Noches de Colombia。
名物料理は、Bandeja Paisa (バンデハ・パイサ)。
薄い牛肉のステーキ、ご飯、目玉焼き、チョリソー、アボカド、コーンブレッド、プランテイン (バナナにそっくりな南米の野菜)、そして、豚肉の皮と脂身を揚げたチチャロン (Chicharron)が、どっさりと乗ったプレートです。
サイドに豆の煮込みも付いてきます。
見た目からもう、気分爆上がり。
ステーキも、チョリソーも、お肉そのものに凝縮された旨味がぎっしり。
チチャロンは、カリッカリの外身を、中の脂身の旨味とともに味わうのがベスト。身体にはよくないとわかっていながらも、このジャンキーで最高の美味しさを前に、手は止まりません。
豆の煮込みも味わい深く、スパイスとともに炊かれたご飯と一緒に食べたり、チチャロンを混ぜて食べたりすると、いくらでも食べられそうな一品です。
びっくりするほど満腹になり、もうしばらくいいかなという気分になりますが、不思議とまたすぐに食べたくなる味。
この料理、コロンビア人なら誰もが知っているようですが、私が訪れた時には出会わなかったもの。でも、肉、米、豆に、コロンビアの記憶が一気に蘇りました。
コロンビアを案内してくれた友人曰くは、実はわりと新しい名物なんだとか。何かをきっかけけに急にコロンビア名物と言われるようになった気がするんだけどなぁと、言っていました。
もうずいぶん昔の旅なのに、鮮明に記憶が蘇るのは、相当楽しかったから。
それを引き出してくれる食。やっぱり食ってすごいなと感じます。
私の生活環境も当時とは変わり、もしかしたらもうコロンビアを訪れることはないかもしれません。
でも、このお店に来るたびに、昨日のことのようにコロンビアの素敵な日々を思い出すのだろうと思います。


コロンビア料理 Noches de Colombia
140 NJ-10, Randolph, NJ 07869 (地図)
Noches de Colombia Randolphのウェブサイト
生ビールあり
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それでは、また次回。
Ryoko
*記事の内容は2019年訪問時のものです。




