こんにちは、Ryokoです。
今日は、プティ・シラー (Petite Sirah)を、ご紹介します。
アメリカ・カリフォルニア州で多く造られる、赤ワインです。
今回の記事では、プティ・シラーの特徴、合わせたい料理、おすすめのワインなどをご紹介していきます。
プティ・シラーとは
プティ・シラー (Petite Sirah)は、赤ワイン用の、黒ぶどうです。
原産国は、諸説ありますが、有力説は、フランス。
シラー(Syrah)と、プールサン (Peloursin)というぶどうの交配種で、フランス・ローヌ地方の、Durif (デュリフ)というぶどうと、同じぶどう。
アメリカをはじめ、多くの国で、プティ・シラーと呼ばれます。
ちなみに、理由は調べきれませんでしたが、プティ・シラー (Petite Sirah)とシラー(Syrah)、まったく関係がないわけではないのに、なぜか、シラーのスペルが違うんですよね。不思議です。
現在では、プティ・シラーのほとんどが、アメリカ産。
特に、カリフォルニアの、多くのワイン産地で、造られています。
そのしっかりと濃い紫色、ぎゅっと濃厚な果実と、スパイスの香り、まるでコンポートのような深みのある味わいは、カリフォルニアのワインのイメージにぴったりのキャラクターです。
比較的、低価格のものが多く、カジュアルながら、飲みごたえ抜群のワインです。
プティ・シラーに合う料理
ぎゅっと濃い味わいのプティ・シラーには、しっかりとしたお肉料理が、やっぱりよく合います。
牛・豚・鶏・羊、なんでもOK。
カジュアルな料理ほど、味も、雰囲気も、ぴったりマッチします。
塩こしょうして、焼くだけの、ポークチョップや、アメリカ料理バーベキューポークリブなどは、相性ばっちり。
鴨肉や、ラムチョップとの相性も、いいと言われています。
おすすめのプティ・シラー Michael David Petite Petit
カリフォルニア州のワイン産地LodiにあるワイナリーMichael David Wineryのプティ・シラー、Petite Petit。
レストランSeasons52で出会い、美味しくて、すぐに、リカーストアに買いに行きました。
ラベルのデザインも、アートですよね。
プティ・シラー85%に、プティ・ヴェルドが15%、ブレンドされています。
色は、濃くて、きれいな紫色。
プラムや、カシスのような、濃い果実の香りと、ナツメグや、白コショウのような、スパイスの香りを感じます。
香りからの印象通り、プラム、カシスの果実味たっぷりで、濃厚な味わい。
飲んだ後に鼻に抜ける、バニラのような香りも、絶妙です。
タンニン、酸味ともにしっかりしています。
コスパ抜群のワインです。
購入場所
Bottle King (Morris Plains, NJ) 約15ドル (2023年6月現在)
Petite Petiteが買えるお店を見てみる (Michael David Wineryのウェブサイトより)
日本でも購入できます
楽天市場でMichael David Petite Petitを見てみる
↓2枚目で、ラベルデザインの全体を映しています。
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まとめ:カジュアルで力強い、フードフレンドリーなプティ・シラー
今日は、アメリカの赤ワイン、プティ・シラーを、ご紹介しました。
プティ・シラーと、以前にご紹介したことのあるジンファンデルは、起源はヨーロッパにあるものの、今や、アメリカの赤ワイン。
どちらも、カジュアルで、力強く、アメリカらしい雰囲気が、漂っています。
かしこまった料理よりも、むしろ、がっつりジャンキーなものと合わせたくなるワイン。
デイリーワインとして常備しておけば、重宝すること間違いなしです。
ちなみに、プティシラーは、他の品種にブレンドされることも多く、例えば、カジュアルながらとても美味しいコナンドラムの赤や、パソ・ロブレスのジンファンデルFoxglove Zinfandelにも、使われています。
概して、プティ・シラーが使われるワインは、コスパ高いです。
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今回も、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
それでは、また次回。
Ryoko